自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

タンパク質50gはお肉340gです(大体の含有量を1/4としても200g)

 

以前からタンパク質不足を吠えていましたが、

注意喚起をするだけでは何にも変わりません。

 

毎日必要な具体的な量を示してみると、

高齢者のタンパク質摂取量についても相当ハードルの高い現実が見えてきます。

 

2019年に厚労省も高齢者の一日のタンパク質摂取量の基準をみなおしました。

女性は50g、男性は60g。

 

しかしこれは純粋にタンパク質の量であって、

お肉や魚の量ではありません。

 

もしお肉でこれだけのタンパク質を取るとしたら、

女性はお肉340g、男性はお肉400g取る必要があります。

 

今まで食事を確認すると、三食しっかり食べてますとか、

お肉は好きだから毎日食べているという返事が返ってきていました。

でもこれだけの量を食べ続けている人はたぶんいないはずです。

野菜炒めの薄切り肉が2,3枚だったり、鶏の唐揚げは3つお皿にのっていても、

二つはお孫さんにあげていたり。

 

栄養不足による「年だー。」問題は切りがありません。

消化機能も低下してきます。

かえって若いときよりも食べる量が増えていかないと間に合いません。

 

骨折もサプリメントで有名なコンドロイチンやカルシウムだけでなく、

あらゆる栄養素のバランスが取れない場合に生じてきます。

お肉や魚などの食品から直接取ることがむずかしいのであれば、

手軽に飲めるプロテインを取り入れてみましょう。

ビタミン、ミネラル、自分の身体のメンテナンスに必要な道具をそろえていきましょう。

 

身体を一本の木ととらえたら、

地中にある根から幹を伝わって枝葉に栄養がいかないと枯れてしまいます。

人間の場合その栄養を全体に行き渡らせるのが血管です。

血管の柔軟性を保ち動脈硬化を少なくするために、

ビタミンE(天然型)のサプリメント、炎症を抑えるビタミンCや亜鉛,

筋肉の収縮を和らげるマグネシウム(乾き物の魚介類、ナッツ、黄緑野菜に含まれています)をしっかり毎日取りましょう。