自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

核酸も食べるべし!痛風対策しながらね。

ずいぶん前に核酸入りドリンク剤を勧められたことがあります。

購入してみましたが、真面目に飲まず友人にあげてしまいました。(汗)

郷ひろみさんを宣伝塔とし全国に支部がたくさんありました。

 

ひょんなことから知ったそのドリンク剤ですが、

上京した先で健康情報を話題に口角泡を飛ばす感じのお喋りをしていた女性お二人も、

そのドリンクの愛用者でした。(ダンボ耳でなくても聞こえてきました)

都会の高齢者の方の健康対策は進んでいるものだなと思いました。

 

さて核酸の主成分であるプリン体ですが、

医学部の授業ではまず悪者として出てきます。

痛風の原因となるからです。

でも臨床の現場では、

体を維持するための栄養の部分も含めての視点がとても大事です。

 

ここも腎機能低下に対するたんぱく質と同じで、

健康維持するために摂取しなければならない必要量と、

病気にならないために気をつけなければならない量とのバランスが大事になります。

 

診断学と栄養学とは異なります。

 

核酸の含まれている食材には美味しい物がたくさんありますから、

美味しいからと言ってそのものばかりを食べていると病気になってしまいます。

 

バランスの取れた食事が必要です。

 

 

でもそのバランスが難しい。

 

一番最小単位の細胞レベルが元気に効率よく動けるための栄養とは何かを考えたのが、

分子栄養学の分野です。

 

私は家族の残り物を食べて頑張ってきたお母さんたちが、

(炭水化物、食物繊維メイン、タンパク質少なめ)

高齢になるにつれて体がボロボロになっていくのをみて、

最低限必要な栄養素だけを伝えてきました。

だけどもう一つ付け加えないといけなくなりました。

 

(遅まきながらですが、)

核酸です。

 

海のもの、里のもの、山のものを満遍なく毎日取ることができればいいのです。

 

核酸の成分が多く含まれている食材をあげていきます。

食材として意識してつくるようにしてみてください。

また核酸の多く含まれている食材を取る場合は、

野菜や果物などと一緒に取るようにしてください。

 

魚介類・・・いわし、鮭、海老、かに、ハマグリ

(目標:週に一回何でもいいから魚介類をとること!)

 

豆類(目標:週に1〜2回豆類を食べること)

レバー類(目標:週一回レバー類をとること→焼き鳥なら食べやすいかもしれません)

野菜ではかぶ類、マッシュルーム、ほうれん草など(目標:かぶ類を週1〜2回食べること)

かぶは核酸自体はそれほど多く含まれていませんが、体内の核酸合成を促すアミノ酸を豊富に含んでいます。

同じ理由で野菜の目標として、毎日少なくとも次の野菜を一つ食べる。(アスパラガス、

ラディッシュ、ほうれん草、マッシュルーム、カリフラワー)

 

 

やはりたくさん取れば弊害も出てきやすくなります。

水分を十分にとることで濃縮による結晶化を防いてくれます。

 

水だけでなく牛乳も尿をアルカリ化する働きがあるので予防に適います。

目標:水分(ノンカフェイン)のものを一日1.5L。牛乳をコップ2杯程度。

野菜・果物ジュース(手作りのもの)

おすすめの野菜はキャベツ、人参、セロリ、トマト、アスパラガス、大根、レタス、パセリなど。

果物はりんご、みかん、桃、バナナ、パイナップル、ぶどう、レモン、

 

手間暇は少しかかりますが、病気にならない身体作りの一つとして食材を選ぶときの参考にしてください。

何gといところまで言い切れませんが、1日に1.5gの核酸を取りましょうと、

ベンジャミン・S・フランク氏は唱えています。