自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

コロナ対策:ビタミン(AとC、D)とミネラル(亜鉛、銅)

ビタミンやミネラルについてメガビタミンの教科書より書き抜きます。

(さらに詳しい内容をお知りになりたい方は、

鈴木加奈先生、小西伸也先生の名前でアマゾン検索してください。

たくさん資料が提供されています。)

 

巷ではこのビタミンが〇〇にきくという風に宣伝されています。

が、

 

全てはバランスです。

 

どちらかというと元気そうであったとしても、

水分にとけるビタミン(B、C)は毎日補充していかないといざというときに、

枯渇する可能性があります。

 

脂溶性(脂に溶ける:A ,D,E)ものはとりすぎは注意ですが、

高齢者のころなウイルス感染症重篤化する原因のひとつに、

通常時からのビタミンD不足が一因と指摘されています。

食品では椎茸や木耳などのキノコ類、鮭や鰯、秋刀魚などの魚類に多く含まれています。

また日光浴も大切です。週2回15〜30分太陽の光を浴びてみてください*

一番簡単に補充できるのはポポンSなどの総合ビタミン剤を内服することです。

ころな騒動が落ち着くまでにガードの一つとして試してはいかがでしょうか?

知り合いのお年寄りにはみんなに準備すべしと声かけしました。

みんなビタミン不足は常日頃から感じているためか実行してくれました。

 

抗体を作るための材料はタンパク質、亜鉛、ビタミンC。

 

風邪をひいて食欲がなければ何も飲まず食わずで、

免疫アップしてくれる熱で治せばいいと言われる方(緒先生)は、

普段から筋肉もついていて元気な方に向けてお話ししてください。

元気な人に向けての発信にしてください。

本当にフラフラになって死にそうな人を治療したことがあったら、

そんな無謀なことは言えないと思います。

 

どんな治療も全部の人に有効で当てはめられる治療はありません。

その人の状態や今までの過ごし方そのほかにも、

色々な情報を手に入れて判断をするべきなのに。

この記事をうん悪く読んでいる方へもお願いがあります。

体調を崩した際、

どうすれば早く感冒治癒するかの過程をいつも見つめていてください。

比較してみてください。

そして一番早く治癒した時に起こした行動を記録して、

自身の体調管理の一つに加えてください。

 

他人の身体ではありません。

自分の身体です。

 

具合の悪い方ほど体調に自身のない方ほど、

現実を直視せず自分に都合よく情報を受け取り、

どんどん体調が不安定になって行きやすいです。

 

真面目で一生懸命で自分の健康よりも他の何かを大事にしている方に、

そのような傾向があります。

なぜ力説するかというと、

そのような方々を患者さんとして目の前にすることが多かったからです。

 

 

休日当番や時間外に見える患者さんたちは、

普段から食事をしっかりとらず睡眠不足で過労気味の方達が多いです。

 

自分の自由になる時間が少ない方達は最初の対策を間違うと、

 

(脱水を改善して炎症を抑える際に、

必要なビタミンCやビタミンA(妊婦の人は注意ですが)

交代を作る材料のタンパク質、亜鉛、ビタミンC(2回目:大事!)を、

消化吸収しやすい形で取るようにしてください)

(急性期にそんなに取れないと感じた方は普段から意識してバランス良く食材を見極めて食べるようにしてくださいね。)

 

簡単に治るはずの感冒が長期化して水分をとらず栄養をとらずに薬頼みになると、

合併症を引きおこし長期化していきます。

 

 

 

特に子育て中の若いお母さん。

としごの乳幼児を抱えて熱を出しながらも子供と旦那さんのことばかり気にかけて、

自分の体を大事にできていません。

自分がフラフラでもお子さんへのミルクや母乳のことで頭がいっぱいです。

風邪を引いたら(風は万病の元として)

お掃除や洗濯などの家事に目をつぶってまず身体を休めてください。

(OS1飲んで寝てください)

 

お孫さんの面倒を見ている中婆さん。

息子さんや娘さんに気遣いゆっくり休めない日が続いていても、

お孫さんのお守りを引き受けます。

お孫さんが風邪をひいていたらすぐにアウトです。

お孫さんは軽く済んでも、本人は肺炎を起こしてしまうことだってあります。

 

学校の先生は喘息の発作を起こしながらお仕事されて、

抜けられないお付き合いのアルコールを飲み喘息の症状が悪化して見えました。

入院してくださいといっても明日から仕事なんですの一点張りです。

仕事中にもっとひどい発作が起こったら、

死んでしまうかもしれないんですよといわなければ入院してもらえませんでした。

 

 

敵をやっつけるための材料が不足していて困っている状態なのに、

なぜ急性期に力をハッキする西洋医学を目の敵にするのか。

 

さて話を戻します。

 

食事摂取量が若い頃より減少してしまう高齢者の場合、

定期的にチェックする項目があります。

亜鉛です。

 

亜鉛は味覚の下支えとなる成分です。

味が分からなくなると食事が不味く感じられ食欲の低下にもつながります。

ギリギリで味覚を維持していたお年寄りが、

下痢や熱発などの炎症を身体に抱えると、

一気に亜鉛も炎症修復に使用されて枯渇してしまいます。

普段から意識して亜鉛が含まれる食材(ココア、小豆、魚介類の牡蠣など)を、

取る必要があります。

 

さてコロナウイルス感染時の初期に味覚がなくなるという情報がありました。

また亜鉛をしっかり摂取すればコロナに感染しても大丈夫という情報も出ていましたが、

亜鉛が体内で使用される際に銅を排泄してしまいます。

亜鉛を撮る際には銅もセットで取る必要があります。

 

銅を多く含む食材:牛レバー、イカ、蟹、海老などの魚介類、

カシューナッツ、納豆。

 

亜鉛不足の時に使用する内服薬もありますが、

空腹時に使用すると胃もたれ(胃部不快感)してしまいます。

食後に服用することでことなきを得ますが、

今度は吸収が低下します。

意識して亜鉛と銅の含まれる食材を毎日コツコツ摂取することで、

亜鉛不足を防いでいきましょう。

 

 

 

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