自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

お肉と野菜は必ずセット

3月始めからタンパク質の話をしてきました。

 

このことを友人にたまたま話す機会がありました。

 

肉ばかり強調しないほうが良いねと、

釘を刺されました。

 

どうしても私の話し方では、

これさえあれば大丈夫的なお話しに聞こえてしまい、

(昔のみのもんた的)

取りすぎてしまう可能性が大有りというわけです。

 

その友人は、アーユルベーダや中医学に詳しく、

動物性のものはもとより好みませんが、

受け取る人も受け取り方も、

十人十色ですから気を付けてこれからは話を進めていかなければなりません。

 

タンパク質という考え方も三次元的で、

身体の中はブラックボックス状態で、出し入れを計算しているわけですから計算通りにはいきません。

 

特に、若く筋肉質の方で、日頃から運動をして、野菜もしっかり食べているのであれば大丈夫と言われました。

反対に、冷え性で運動不足の人にはあまり積極的にはお勧めできない。(お年寄りはみんな運動不足ではないですか!)

 

なぜか。

老化は身体が劣化して生じてくるものだからです。

劣化=酸化=錆びる

動物性タンパク質の取りすぎはこの錆を早めます。

 

単に身体の基本になる栄養素が少ないからという観点だけではとらえきれない部分が多くあり、

着目することは良かったのですが、

付随して、

きちんと野菜をとること、

運動すること、

水分をしっつかりとることなど条件を付け加えないといけません。

教科書的には栄養学ではそのことだけを説明すれば終わりですが、

臨床の現場では数合わせばかりでなく、

全体像を考えなければいけません。

 

今回は、あまりに教科書レベルから程遠いタンパク質摂取量に驚き説明を急ぎすぎました。

 

もう少し血液検査も合わせて検討しなければなりません。

 

そんなこんなで、準備万端に使用とすれば、

説明はくどく細かくブログに上げるような内容ではなくなります。

 

こんな風にすればいいよと話したいだけなのに、

いろいろな面から見るとどんなことも片手落ちで、

不完全です。

 

不完全だから書き続けて訂正追加削除などを加えていかなけれなならないのです。

 

というわけで、タンパク質をとる際は、

タンパク質を確実い摂取した後に野菜をとりましょう。

 

(となると、野菜の種類やとり方十人十色、うーん。)

糖尿病の食事指導でよく言われるのは、どんぶりいっぱいのキャベツの千切りだったり、玉ねぎスライス一個分であったり。

ジャガイモやカボチャなどの糖質の多いホクホク系より、

繊維質の多いものを選びます。

スムージーも手頃ですが、朝起き掛けの空っぽの胃に冷たいものは、

東洋医学的には冷えの原因になったり、

西洋医学的にはカリウムの過剰摂取のリスクもあるため、

健診で腎機能が正常である事を確認してからのチャレンジが安全です。

 

運運動足で低体温気味の方には向かないようです。

何事も適度という条件が加わりますね。