自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

win-winの関係(筋トレの場合)

今日は久しぶりにみえたおばあちゃんがいました。

 

「夕方になると足がむくんで困ってる。」

 

「家の中だけでも歩いてる?」

 

「腰やら足やら痛いのにトイレに行く時ぐらいしか歩きません。」

 

となりで話を聞いていたお嫁さん。

 

「うちでも歩くように言ってるんです。

だけどなんだかんだ理由を言っていうこと聞いてくれません。」

 

「あなたたちは若いからそんなこといえるのだ。

年取っていたいところばかりになったら動きたくてもうごけません。」

 

このような会話、確か10年以上前にも聞いた覚えがあります。

 

その時はまだおばあちゃんは毎月外来に自分で見えていました。

 

昼日中お留守番をするので、外には出かけられない、孫たちの面倒を見なければならない。

 

確かにとにかく言い訳を並べてました。

 

でもその言い訳に負けてはや十年。

 

おばあちゃんはますます動けなくなり、

足のむくみもついてきてしまいました。

 

リハビリ指導をしてもらえるデイサービスに行ってみようと提案しました。

 

私もわがままいっぱいにさせてしまったことへの反省です。

 

筋肉は自分で動かなければしっかりとついてはくれません。

 

近所にジムがあったり、市町村で必死に取り組んでいるのであれば話はまた違ったのかもしれません。

 

私の指導が甘いのかもしれ戦が、

家の中で動けなくとも権力を握っているお年寄りは、

わがままを通す傾向があります。

 

その発言力は絶大です。

 

寄り添って話を聞くなどの努力はしてみますが、

力がおよびません。

 

しかし今回は、この方だけでなくわがままを通しぬいた方が、

自覚症状がなくても実は変化が生じていた事例(悪い方へ)などもあり、

有無を言わさずデイサービスに参加する様お話ししました。

 

動けなくなってからのリハビリは痛いし、大変です。

 

でも今が一番動けるようになるチャンスなのです。

 

物忘れもなく、まだまだ元気でいてほしいという家族と同居もされています。

 

なんとかデイサービスに参加して少しでも、

動けるようになってほしいものです。