自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

神経伝達物質と栄養

先日臨床分子栄養療法のテストを受けました。

ノートを見ても良いテストでしたが、

制限時間ギリギリまで書きまくってやっとという優しくはないテストでした(汗)。

 

そんなこんなで勉強して再確認できたことがありました。

栄養を知らないと本当に怖いなあと思う部分がありました。

それが神経伝達物質についてです。

 

ドーパミンセロトニンオキシトシンとこれらの物質の出方で、

感情が左右されているというお話はインターネットサーフィンをしている方は周知の事実です。

今までは身体が勝手に作ってくれるでしょうと根拠なく信じていましたが、

そうではありませんでした。

 

それらは原料となる食材をしっかりとることや、

身体の消化吸収がきちんとできてるかどうかや、

身体の慢性炎症の有無に左右されます。

 

分子栄養学の先達であるウオルシュ先生が提示された事実は、

連続殺人鬼に見られる栄養不足に関する事実は次のような5つでした。

 

1、銅過剰

2、ビタミンB6不足

3、亜鉛不足

4、メチル/葉酸のアンバランス

5、活性酸素負荷

 

上記は全て神経伝達物質を正常に作り出す過程を障害してしまいます。

 

ミネラルは胃酸が十分に分泌されていないと吸収がうまくいきません。

活性酸素はいろいろなストレスがかかるとその都度体内に生じます。

 

 

体に良いものを取るというよりも、

美味しいもの、手頃な値段、流行りのものという別の視点で食事が選択されがちです。

 

タンパク質をとりましょうと頑張っても、

胃腸が弱くて胃酸が出ない消化酵素が出なければ未消化のまま大腸に行き、

悪玉菌の餌になってしまいます。

 

今までのタンパク質のレシピは、

筋肉作りをしっかりしているアスリートの人には役立ちましたが、

コーヒーがぶ飲みしてなんとか頑張ってる人や、

タバコやお酒を毎日嗜む人や、

夕方になると元気が出て夜遅くまで平気な人や、

炭水化物(麺類、お菓子類)に目がない人にはかえって病気を増やす原因にもなりかねませんでした。

そこまで栄養のこと知らなかったです。

すみません(汗)!

 

遺伝や親から受け継いだ腸内細菌叢にも影響はされますが、

日常生活の乱れから全ては生じてきます。

 

現代の24時間営業仕様は、

原始時代からさほど変化していない人間の身体にはストレス増しの前提条件になっています。

 

仕事に順応しすぎて体調を崩す人が多いのもそのせいです。

 

仕事は身体、特に調子の良い体ありきでないと辛いです。

疲れたら休む。

夜遅くまでインターネット見ない。

朝は朝日を浴びる。

注意してやってる人はやっていることですが。。

 

原始時代の常である夜は真っ暗、

『夜は寝る』の生活にシフトしていかないと、

考え方まで健康的ではなくなります。

 

タンパク質とりましょうばっかりでない栄養のこと少しずつまた書いてみます。

よかったらお付き合いください。

 

 

*吉冨信長(栄養カウンセラー)さんの食べ方大全がとても参考になります。

栄養のプロの情報を知りたい方はぜひAmazonで!

Amazonの貼り付けがなんでかできなくなってこのような形での紹介になりました。

悪しからず。