自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

見ためと血管のわかさとの相関

テレビの健康番組でも有名な先生のお話を聞く機会がありました。

愛媛大学の伊賀瀬道也先生です。

もうすでに血管年齢という言葉を世に知らしめた先生としてご存知の方も多くいらっしゃることでしょう。

 

高血圧症の定期的に行う検査として、

動脈硬化の程度を測定する機械があります。

 

わかりやすく血管年齢と表現されていますが、

こちらが1週間の入浴回数で差が出てくるということがわかりました。

 

ヒートショックプロテイン効果です。

 

 

八百屋さんなら誰でもご存知。

 

しおれたレタスを50°C台のお湯を90秒ほど洗ってあげると、

ピンと葉っぱが生き返るのです。

 

人間でもこの効果が再現されています。

 

実験は次のように行なわれました。

①入浴前に十分な水分補給を行う。

②週4回以上、41°C台のお湯に約15分入る。

③入浴後10分間暖かい服装で保温する。

④週2回行い3週間で終了。

 

実際に女優さんも交えて実験した結果。

実験の前後で血管の拡張度合いが改善していました。

それに伴い肌のきめ細やかさが改善され、

最初60歳台の肌がなんと38歳台と測定されたのでした。

 

血管が程よい熱で拡張し、隅々まで酸素や栄養を運べる状態が整えられたからです。

 

またこの入浴による全身への血流循環の改善は、

心疾患にも好影響がありました。

 

自宅で入浴できないため、

通所先で入浴をお願いしている高齢者が多いです。

DSはお元気で予防効果のある方ほどせいぜい週2回。

冬になって動かなくなって、

お水もほしく無くなって電気毛布使って脱水状態。

 

現実は心臓には優しくありません。

とにかく血流が悪ければ栄養もいかないのだと。

酸素も届かないのだと。

 

植物の一番大切な根に栄養がいかないこと同じイメージで、

お水を飲みましょう(今は白湯なりお湯なりで)コールしていかねばばりませんね。

 

 

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