最近の妊活では葉酸不足は普通に注意喚起されて、
子供服のお店にもサプリメントが色々と置かれています。
色々トラブル生じやすいので注意してくださいねー。)
さてコロナ禍でステイホームでWEBセミナーを受けまくっています。
すると同じ妊活に対して異なる視点からそれぞれ懸命に治療を施されている先生がいらっしゃいました。
独自のやり方だけでなく、
お互いの臨床現場で試行錯誤されて得た知見を活用出来たらいいのになあと思い書き込みます。
人間はやはり生き物なので老化します。
妊娠しやすさも35歳を超えると急激に卵子の劣化が生じ、
妊娠しづらくなります。
女性を取り巻く社会変化で、晩婚、高齢出産が当たり前になってきています。
**何かしら都合の悪い事実を声高に言うと差別ではないかと、
風当たりの強いところに引き出されてしまいがちです。
しかし、
社会的な立ち位置を一度外してみても、
性差による現実の違いは知っておいて損はない事実です。
(その前に社会的な性差の違いがありすぎて聞きたくないのは理解できます。実際その道を私も通りました)**
産婦人科専門の先生が努力されているのは、
卵巣に残存している卵子をいかに妊娠しやすいように着床させるための
外科的な方法を事細かに説明されていました。
成功率が低くてこれを治療と言っていいのかどうかと謙遜されていました。
ですが印象に残ったのは、
妊娠を希望する女性のそのときの体調や過去、
現在の日常生活のあり方などはブラックボックスで、
今を起点にどう卵子を着床を成功させるかという視点に重点が置かれていました。
もう一つのセミナーも、妊活について扱われていましたが、
基本は食生活と・栄養バランスの重要性を主に扱われ妊娠だけでなくその人の人生全体を見渡している感じがしました。
国内の不妊治療の現状:
不妊治療を受けたり現在受けている夫婦が全体で18.2%。
夫婦全体の5.5組に1組に相当。
(国立社会保障・人口研究問題研究所2015年車機保証・人口問題基本調査より)
2015年日本では 51,001人が生殖補助医療(体外受精・顕微受精・凍結融解胚移植)により誕生しており、全出生児の5.1%で焼く20人に1人に当る。
そしてこちらでもやはり妊娠はしたけれども流産の割合が38歳以降からはうなぎ上りに増えていくグラフがありました。
卵子も精子も酸化と糖化に弱く妊娠前に体内のミネラルのバランスを整えていくことは少子化対策のみならず、
自閉症対策にもつながり生活習慣病対策になると唱えていました。
BMIとミネラルのバランスが臨床の経験からデータとして集められていたのでした。
①日本人は極端な亜鉛不足である。
原因として、1)摂取不足;低亜鉛食(動物性タンパク質が少ない)、低栄養、高齢者。
2)吸収不全:慢性肝障害、炎症性腸疾患、重度のビタミンA欠乏や鉄分の取りすぎ、葉酸・フィチン酸・食物繊維の摂取過剰→亜鉛吸収疎外
3)需要の増大:感染症、妊娠
4)排泄増加:キレート作用のある薬剤の内服、糖尿病、腎疾患、血液透析
ミネラルは取りすぎても足りなくても困るのですが、
他の食品と共にとるだけでは上記の原因などにより、
ほとんど体内で活躍することなく体外に導かれてしまいます。
意識して定期的にその栄養素があるものをとっていくしか方法がないように思えます。好き嫌いはなおさらリスクが高まります。
**説明されていた先生は自らサプリメント開発を手掛けていました。
亜鉛は体内ではアミノ酸や金属の運び屋さん(トランスポーター)によって腸細胞に吸収されています。
ミネラルとフィチン酸、食物繊維によって吸収されてしまうことなく体内に残せることができると言うことから、
特殊技術で牡蠣の栄養素を取り出した亜鉛のパウダーを紹介されていたのでした。
**オイスターキュア
**ホリスティキュアメディカルクリニック(登坂正子先生)
未病ケア普及活動、臨床研究、ミネラルヘルスコーチの育成を指針として活動されています。
②BMI 22前後での体内のミネラルバランスの違い
BMI22未満:亜鉛、銅の欠乏あり(マンガン不足も隠れている)
亜鉛は腸粘膜(腸上皮)の構造に強い影響をもたらす。
母体の亜鉛不足は胎児の腸の発達を損なう。
消化吸収不全、炎症トラブル、免疫システムの異常、ミネラルバランスの不均衡など最終的に脳機能の異常に繋がってしまいます。
BMI22以上:水銀の蓄積あり→BMI25以上、妊娠を考えている人は早期から水銀の蓄積に注意した食生活をしてください。
*水銀は魚に含まれていることが多い。
**水銀の排泄を促す食品は 豆類、玄米、玉ねぎニンニクなど。
**厚生省HP:妊婦水銀蓄積に関するQ&A参照
「これからままになるあなたへ、お魚についてしっておいて欲しいこと」
特殊な機械(オリゴスキャン)を使い体内のミネラルバランスを測定する必要があるのですが、
必要だろうからと現時点の不足jしているか否かの確認をすることなく、
漫然に色々な成分をとることはリスクがあります。
現時点での自分の体内毒素を測定して見ることで、
ミネラル不足によって生じてしまうトラブル回避が出来たら素晴らしいです。
さて話が見出しから大きくずれてしまいました。
ココアには亜鉛が豊富に含まれています。
銅も含まれています。
アーモンド入りならマグネシウムも含まれます。
食後ではなく、空腹時にいただくことで、
亜鉛不足銅不足ミネラル不足を解消していきましょう。