自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

病気の元の三要素

今日は今年最後の当番制の仕事でした。

お天気も程よく紅葉や展覧会などで近くにある文化会館は賑わっていました。

 

今日多かった症状は咽頭痛でした。

 

寒くなってきたための厚着や、

お水も欲しくないという理由から基本ラインには脱水が隠れていました。

 

以前から同日に受診する方たちは、

同じような症状で見えることが多い傾向があります。

 

今日は三つのキーワードとしてあげられます。

 

1、朝食を食べない。

2、夜寝るまでスマホを見ている。

3、タンパク質不足

 

 

見事なほどに1から3の背景が隠れていました。

 

 

その後ろに見え隠れしてるのは、

毎日の忙しさ。

 

ただ薬だけ処方するのでは、

これから寒くなる時期に対抗できる身体になれません。

 

夏休みの宿題にあった朝顔の成長を見るときの水分の大切さや、

パンクした車が走り続けることの危険さや、

小学生にもわかるような内容で、

食事の大切さをお節介おばさん此処にありと言うていで伝えてみました。

 

タンパク質はやはり育ち盛りの男の子以外は全く足りていませんでした。

一日に必要なタンパク質は体重1キロあたり1グラム必要なのですが、

食材でコンスタントに毎日摂るということは、

おうちに管理栄養士さんが付いていなければとてもとても大変なことです。

 

食材で足りなければと、

いつも手元に栄養補助食品。

すなわちプロテインを紹介しながらの説明でした。

 

ボディビルディングやアスリートの人には常識とも言える情報が、

これから社会を背負って行く若い人たち

すでに働いている人たち(30〜40代)には届いていませんでした。

 

チャップリンが大昔に予想していた、

人間主体の生活から壊れるまで動き続ける機械を中心にした生活がすでにかなり隅々まで蔓延し、

産業衛生でゆとりを持つように指導をしていても、

その隙間に子育てや介護やいろんな用事が入り込み、

自分の人生を豊かに生きるためのゆったりとした時間がほとんど存在していません。

 

 

寿命が長くなり人生百年時代と言われながら、

時代の恩恵をもしかしたら受けられない素地を作り出している現実があります。

美味しいもの口当たりの良いもの保存の効くもの腐らないもの。

いろんな要素が食品の中に入り込んできているのに、

それに輪をかけて仕事の忙しさにかまけて、

体調の維持管理をするための基礎知識が抜けています。

 

いくら薬で風邪の症状を抑えたとしても、

身体はどんどん健康からは離れて行くような気がします。

どうかこの記事を偶然にも読んでもらえた皆さんは、

自分の体調管理の基本を勉強してください。

 

1。水はノンカフェインで1日1.5L,ちびちび飲みましょう。

2。タンパク質は体重一キロあたり1グラム。体重が50キロなら50グラム。

3。スマホは寝る二時間前にはお預けに。太陽と同じ光を浴びているブルーライトで、

脳はゆっくり休むことができません。

4。食物繊維は新鮮な野菜でなるべく取りましょう。

5。タンパク質不足にはプロテインや、栄養補助食品を利用すると便利です。

6。鉄分や亜鉛不足が蔓延しています。サプリや食材(亜鉛→ココア、小豆、牡蠣)で下支えしていきましょう。

 

若いから大丈夫だはあてになりません。

疲れやすい、太りにくい、痩せてきた、眠れないなどの不定愁訴があったら、

何かが不足しているからかもしれません。

 

体には栄養が必要です。

一度振り返ってみてください。

 

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