偶然にも以前に眉間のしわと睡眠時無呼吸症候群の共通項を書いていました。
心筋梗塞と耳たぶのしわの関係性はだいぶ前から聞いてはいましたが、
今度は眉間のしわが心筋梗塞とも関係性があるとの記事が流れてきました。
欧州の心臓学会(2018/8/25~29)での発表です。
(トゥールーズ大学病院センター(フランス)労働衛生学准教授のYolande Esquirol氏らが実施したもの)
年齢の割に眉間のしわが深い人は心臓病が原因で死亡するリスクが高く、
眉間にしわのない人と比べて最も深いしわがある人では心臓病で死亡するリスクが10倍近いことが分かりました。
しわの形成と動脈硬化にはいずれもコラーゲンの変化や酸化ストレスが関与していて、額の血管は極めて細いため、
プラークの蓄積による影響を受けやすい可能性があります。
このようなことからしわが血管年齢の上昇や血管の硬化の初期徴候として現れると考えられるとの説明がされていました。
医療関係者ではなくても人生経験をある程度経た人であれば、
深い眉間のしわについての成り立ちに関しては想像することは可能です。
眉間にしわを寄せる場合の条件としては、
ハッピーではない現実(苦労や不幸や悲しみネガティブ全般)や、
痛みに耐えている場合の苦しい場合に生じてきます。
そのような環境下では自分の身体のことへの気遣いよりも、
なんとか現状を超えなければと踏ん張る場合が多いです。
自分自身以上に周りのことを守らなければならない立場や想像を超える異常な条件下で生じやすいのです。
そのような環境下において健康管理をする余裕がないことが、
高血圧、高脂血症、糖尿病などの病気を引き起こし、
(食事や休息に関して十分に考える気持ちの余裕がない、何かに急き立てられるように行動しているため食事は早飯になりがち)
総合的な状態として心筋梗塞を生じてきてしまうのだと考えます。
毎日鏡を見て確認をしてみてください。
眉間のしわ深くなっていませんか?
生活のメリハリ大事にしましょう。