自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

見えない世界からの見守り

今日は冬に逆戻りしたお天気でした。

そんな中、90代のお母さんが見えました。

いつも元気で笑いながら診察室に入って見える方です。

ところが今日は静か。

何かあったのかなあと聞いてみました。

お母さん。今日元気ないじゃん。

何かあったの?

うん。あった。

どんなことあったの?

去年亡くなった親友と一周忌過ぎたばかりの夫が尋ねてきた。

??????

本当に?

うん。

(ちなみにこの方は物忘れはあっても認知症症状はありません)

夕方どんどんってとを叩く音がしたから開けてみたら、

二人が立っていた。

親友は白いタオルを持って、

「仏様が(仏壇が)濡れてるからこれで拭いて。」と言いました。

仏壇を見てみると、

知らないうちに水が溢れて濡れていました。

三日間親友はうちにいました。

何か話したの?

ううん。何にも。

ただ静かにそばにいただけ。

何にも怖くないよ。

3日うちにいたら、あと帰るって消えてしまった。

火玉(ひだま)が寺の方へ向かってた。

昔から霊感が強く海の上を移動する火玉をよく見たそうです。

色々なことの予知などしたこともあるそうです。

全部正しい予知とは限りませんでした。

同じ集落内には霊感の強い家系も存在して、

普段は話題には上りませんが不思議なことが起こり始めると実は、

という形で周知の事実なのでした。

 

幼少時噂話と聞いたことがあります。

亡くなった人が幸せにすごしているかを、

地元のみこさんに聞きに行ってきた等。

この地域には昔はみこさんという存在がすぐ身近にありました。

本当に見えているかいないかまでは確認できません。(汗)

見えない世界のことなのでみこさんに聞くという行為そのものが、

心の安定剤代わりのものと思っていました。

実際にはすぐ近くに見えない世界が見える人が存在しているのでした。

 

不思議な能力のあるお母さんです。

「人にわからないと意地悪したり、

悪いことをしたりしていると、見えない世界の人が何らかの形で弱い方を助けてくれる。

いじめた方は見られていると覚悟した方がいい。」と最後に締め括りました。

 

見える人には見える、見えない人には見えない世界ですが、

困っているとき見守ってくれている存在があるとしたら、

心強いですね。