自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

脱水注意警報再び

暴風雪警報が続きます。

 

地元の漁師さんたちはもう何日も漁に出ていません。

 

今日は魚のブランドが活きの良しあしではなく、

仲買人の競争によって値が吊り上がるというおはなしを聞きました。

 

あととらえた魚を船上活〆をすることによって、

新鮮度が今までは二日でなれてしまっていたものが、

数日は活きの良い状態が保てるのだということも聞きました。

 

値が吊り上がり一匹がキログラム当たり2500円となると、

美味しい5キロ以上の寒だらを求める人は限られてきてしまいます。

 

さて診察室で少しだけ愚痴をはいてすっきりしたお父さんの次に見えた方は、

2~3日前から感冒罹患し、

市販薬で様子を見ていたお母さんです。

風邪をひかれた時にしか見えない元気な方です。

 

でも普段からお願いしている水分補給は不真面目な方です。

 

風邪を引いたので横になっていたそうです。

市販薬を二回ほど内服したそうです。

 

ぐっすり眠ることで身体を休ませてあげれば良くなるであろうと。

 

しかし、ここに盲点が隠されています。

 

普段から水分を十分にとられている方ならOKです。

(あと若い人なら大丈夫)

 

普段から水分を取れていない方が、

暖かいお布団の中でいつもより数時間多くすごすと、

脱水が思った以上に進みます。

寝ている間は水分を取らないからです。

 

微熱高熱普段より体温が高い場合や、

下痢や嘔吐がある場合も注意しなければなりません。

 

大丈夫だろう、寝れば治る、最近ではデトックス

よいほうに考えたい気持ちはわかります。

体力がある方はそれでいいです。

 

めまい、嘔気で起き上がることができなくなり、

救急車要請ということになります。

このことを知らずに運ばれるのであれば仕方ありません。

 

前にも同様の症状で見え、

なぜこのようになるのかの原因を話し、

予防の仕方までお話ししても繰り返す場合はどうしたらいいのでしょうか?

 

もうお任せするしかありません。

 

しずかにわめかずただただ点滴をしてあげるしかできません。

 

今日は何度も同じ症状で見えるお母さんに静かに静かに点滴をしてあげました。