自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

目に見えない鎖を断ち切ろう!

いつもニコニコしているお母さんが元気がありません。

理由を聞いてみると、

家族に病気がみつかり毎日不安であると。

 

病気になった本人以上に不安で寂しくて落ち込まれていました。

 

真面目で誠実で朗らかなお人柄です。

悪口意地悪する人たちが張良跋扈する田舎では珍し位くらいの方です。

その環境下で仕事をしてきて顔の面の皮が厚くなった私からみたら、

まるで少女のようです。

このままでは家族を支えていくことは難しい。

なんとかしなければなりません。

 

過疎地の医療の先細りが見えて、

何かしなければと焦りまくり駆け巡ってきた時間がこんな時役に立ちました。

 

医療者自身癒されていなければ本当の意味での治療には向かえないことはわかりますが、

仕事柄他人軸で生きてきた分、

みたくなかった自分の感情を受け止め認めて受け入れていくしかありません。

現在進行形なのですが、

オエオエしている自分を一旦棚上げにして、

カウンセリング開始です。

 

 

最終的にどのような方も病気よりも何よりも、

ラスボスが誰か突き止めてさよらなしないと治療にも専念できないのです。

 

一番最初に、

頭の中に住んでいる手強いラスボスに退場していただかなければなりません。

 

ご病気になられた家族の方も、

療養中なのに家の中で静かに過ごすことが苦手な方なのでした。

自分の体よりも仕事、家族、色々たくさんの外側の用事を大事にしてきました。

 

ゆっくりしようとすると、

「遊んでいていいいのか?」

「働かざるもの食うべからず」etc.

 

色々今までに身につけてきた他人軸の文言が浮かびます。

 

誰が最初にそれを教えたのか?

両親、先生、先輩。

まずもう退場していただきましょう。

目に見えない鎖でつながれていることをやめましょう。

病気と闘っている時くらい自分の自由にしたっていいじゃないですか?

自分でも気がつかないうちに敷かれているレール。

確実に取り外すのです。

そうしなければ病気を治す方にエネルギーを使えません。

 

不安な寂しい気持ちは今までどれだけ幸せだったかの証拠でもあります。

西洋医学の治療は主治医がきちんといらっしゃいますから、

私はお母さんのカウンセリングで下支えです。

 

目に見えない心を安らかにしてストレスを減らすことが、

どのような病気の場合にも最優先のように感じる今日この頃です。

 

病気になる前にカウンセリングなどを受けてストレス解消ができる都会は、

精神の予防医学も一般的なことになっています。

田舎は50代でもまだガラケー

スマホでズームで対面カウンセリングはまだまだ遠い未来のお話です。

 

時代の波に乗っていくことも大事。

自分の感情のコントロールができるようにすることも大事。

みんなみんな大事だけど、

自分軸を持つのが一番大事。