自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

基本:糖尿病の食事

東大の窪田直人先生のお話。

 

糖尿病のコントロールとしてはまず食事療法。

 

BMI>25以上の方はカロリー摂取しすぎの可能性高いので注意。

(Body Mass index:

BMI=体重(KG)/(身長(M))2(二乗)))

BMI25を超えると肥満の定義に当てはまるため。

 

最近はBMI25未満でも隠れ肥満の人も存在します。

(筋肉量の減少が大きく関与)

 

食事のポイント①量の問題②内容の問題③タイミングの問題

 

タイミング:夜遅く食べたり、食べてからすぐに寝ることはあまりよくない。

ある一定の時間食べない時間を夜から朝にかけてとる。(サーチュイン遺伝子(長生き遺伝子)を目覚めさせるため)

理想的には12時間。(夕食を7時くらいまでにとり、朝食も7時以降)

食事の内容:食物繊維の豊富なものをとる

主食でも玄米や麦ご飯、五穀米、全粒穀物を取る方が決闘が上昇しにくい。

脂質:長生きで元気なお年寄りが多い地中海式食事で頻用される不飽和脂肪酸(オリーブオイル)やエゴマ、アマニ油などを使う。

脂質の質がインスリン分泌やインスリン抵抗性と大きく関係している。

質の良い脂を取ることが大切。

 

血糖の上昇しにくい食べる順番を知ることや早食いなどを止めることも大事。

 

理想的な順番;野菜(食物繊維豊富なもの)→

おかず(タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなどの必要な栄養の含まれているもの)

最後に主食の炭水化物

ゆっくりよく噛んで食べることも大切。

 

一番よくないのは脂質もタンパク質も炭水化物もいっぺんにとってしまう(丼飯)と血糖値が上昇しやすく、

高血糖が遷延化しやすい。

 

運動不足による筋肉の減少や睡眠不足によるストレスの増加もインスリン抵抗生を産み出し、血糖値の上昇を招きやすくなります。

 

糖尿病の治療は長期的に続けていく必要があります。

治療よりもその人それぞれの生活スタイルに合わせた食事療法を実戦していくことが最大重要課題です。

 

無理して厳しい食事療法を試しても長続きしなければ元の木阿弥です。

個別に対応した食事療法の指導、日常生活の指導が必要になります。

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自分の身体を顧みずに、

仕事に邁進している働き盛りの方に是非とも基礎知識として携えてほしい事柄ばかりです。

(あっ、今はコロナ禍で運動不足の事例の方が多いかもしれませんね)

 

面倒なことと放置しておくと一時的には何事も起こらないように見えますが、

5年10年自分自身の人生を生きようとしたときに、

足元が体調不良という部分から崩れてしまいます。

 

仕事をしなければ食っていけないと、

ある人に反論されたこともありますが、

仕事ができる身体あっての人生です。

食事をしっかり取らないもしくは、

偏った食べ方をしていることによって、

知らないうちに病魔を自ら育てていることになります。

 

体調が悪くなってからではなく、

健診で異常値や気になる指摘があったら、

是非ともググって気になるところを深堀してみてください。

 

インターネット駆使している人には常識なのかもしれませんが、

ご家族でまだガラパゴスの状態の方がいたらその方へ教えてあげてくださいね。

 

(インターネットでは専門的すぎて全体の把握が難しくなってきています。突出した論点だけが挙げられて、

どうしても偏りが出てきてしまいます。

基本的なところから、日常に必要なところを漏らさずの内容でした。)

 

**一つぬけているることがありました。

水分補給一日ノンカフェイン1.5Lしっかり下支えに取りましょう。