立て続けに腸内細菌の情報がありました。
(ミヤリサンを飲めば治るというものではないと言われてはいましたが)、
大腸内の腸内細菌の中でも酪酸菌が少なくなって生じる症状であるということが判明したそうです。
そのことはそれとして受け止めておきましょう。
慢性疲労を自身も経験され国内では臨床の最先端である本間龍介先生、良子先生のご意見では、
遺伝子の発現時の変化は個人の背景、食事、睡眠などによって生じるということから、
大規模データによる均一化はあまり臨床には役に立たない。
(という風に私は受け取りました。)
これからは個別医療を準備していくべきだと言われていました。
(残念:メドベッドのことなんか絶対に知らないまっとうと言われてきた医学の世界にまだいらっしゃる、医者はそのうち大量廃業の未来だけど情報収集の癖はやめられない(泣)。)
↓メドベッド関連の動画もすでに挙げられている!
今日手に入った情報の方は違いました。
製薬会社経由のセミナーでは個人の背景を見ながら治療を進めていくのとは異なる立ち位置です。
大規模データ収集を行い、腸内細菌叢の分析を行い、
どの種類の腸内細菌を育てていたら、
病気にならないようにできるのか、治療効果があるのか、
薬としての腸内細菌を見つけ出して薬として投与していくような流れが透けて見えました。
マウスでの実験ですが、
運動能力抜群のマウスの糞便を運動不足のマウスの大腸に移植したところ、
運動しないのに筋肉量が増えてきたり、若々しさが戻ってきたというのです。
その道理から導かれる算盤勘定では、
スポーツエリート選手の糞便が商品価値を高く持つようになるということです。
全ての人にその実験が当てはまるわけではないおと思いますが、
糞便移植のメリットを全ての問題解決のようにお話しされる権力のある位置にある先生がお話しされてしまうと、
最新研究=金づるという流れがあからさまに見えてきてしまいます。
これも当たり前か〜。残念。