フリフリグッパー体操。
きいたことありますか?
昨日座学の後に受講生みんなでこの体操をしてきました。
10分間続けてみましたが、
普段動いていない体には十分すぎるくらいのものでした。
(パプリカダンスよりはずっと簡単。)
この体操を発案されたのは、
筑波大学の征矢先生。
脳と運動の関係を研究され、
軽い簡単な筋トレで物忘れ予防(=気分を良くする)ということを、
ネズミの脳の萎縮の程度や、
人間の脳の血流量を比較して証明されてきました。
今の筋トレは大半が筋肉をつけるためのもの。
それはまたかなり辛い運動が必要とされています。
運動が死ぬほど好きな人、
ボディメイクを趣味にしている人にはたいしたことではないかもしれませんが、
高齢者や運動嫌いな人にとって毎日定期的に運動することはストレスになります。
この講義の一番最初に言われたことが面白いことに、
『いい気分でいること』。
いろんな運動をしてもいい気分で臨まなければそれはストレスとなり、
ただ単にカロリー消費と循環を良くするだけになり、
認知症予防には至らないそうです。
楽しく運動するには越したことないのはわかっていたはずですが、
こんな秘密が隠されていました。
認知症予防の運動には基本楽しくていい気分が基本必要。
いい気分でいること・・・どこかでたくさん聞いています。(汗)
当たり前の普段の生活の中、
諸事情で引き起こされる色々な感情に振り回されなければ、
穏やかな毎日を過ごすことができます。
今現在の自分の気分のモニタリングをして、
イライラしていたらゆっくりした深呼吸をしてみること。
悲しかったり、落ち込んでいたらお腹に意識を集中させて早めの呼吸を1分間60回ぐらいの速さで呼吸をしてみること。
その時の自分の状態を一定水準の元気があるところまで持ち上げる方法まで教えて頂きました。
(ハタヨガ、アユールヴェダなどの技術だそうです。
丹田を意識して「過ごすことの大切さも説かれていました。)
気分・・当たり前だと思っていた自分の意識の状態をいかにポジティブに持ち続けるか。
ネガティブな状態に陥った時の対処法を知り、
落ち込み続けて元気が無くなってしまう前に引き上げるにはどうしたら良いのかを、
特殊な表を使い見える化して、
働き過ぎて元気がないのに無理している人がよくうつにならないように注意を促されているのでした。
いい気分でいること=気分は変えられるということでもあります。
ネガティブになることは悪いことばかりではありませんが、
現代は時間との勝負が基本にあります。
落ち込んで悲しい曲を聴いて慰める昔ながらの方法もあるけど、
時短でできる方法もあったよーということでした。