自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

腰痛による守り

いつもご夫婦で見えるのですが、

お母さんはいつもたくさん質問や残った薬や困りごとを、

抱えていらして一つ説明してはまた一つと話が途切れません。

 

最初に今日は何個聞きたいことをもって来たのか確認すればよかったとおもいますが、ここで話をするのもストレス解消になるのだと思い聞いています。

 

今日は足のむくみについてでした。

右足だけ以前から冷えが強く、入浴後のマッサージなどこまめにしていました。

ところが最近甲の部分の腫れがひかないことが多くなり心配であるといわれます。

 

その前に寒くなって以前から痛みがあった腰がますます、動けないくらい痛む日が続いていたとのこと。

うーん、家の中で動いている様子を浮かべてみますが、

いつもより動けてはいないはずです。

 

「足のマッサージもしてるし、運動もしているよ。」

と信じてくれと言わんばかりに言われます。

 

でも今の時期、二月半ば。

お年寄りは特に水分摂取量は減っています。

腰が痛ければなおさら動きたくありませんし、

同じ姿勢でテレビを見ながら、お茶している時間が多いはずです。

 

若いころのお母さんは介護と畑仕事と家事をもう毎日こなして、

いつもいつも愚痴が先に出てきて、笑顔がすくなく、

世の中の不幸を背負っていました。

もう限界という時に、心臓にカテーテルを入れることになり、

はたらきすぎて壊れかかった身体をメンテナンス入院。

 

今は夫婦二人悠々自適に暮らしていますから、

ニコニコして見えます。

血液検査で心臓は、特に問題ありませんでした。

 

心配していた病気によるむくみではないことを説明し、

マッサージの仕方を説明しやれやれと思った後に、

「便秘の薬増やしてもらえないか?」と言われます。

 

今でも3種類、つもり重なり頓用ふくめ処方しています。

下剤は内服直後は効果がありますが、

連用すればするほど効果は減っていきます。

「3日に一度きちんと出てるなら大丈夫なんだよ。」といいますが納得しません。

 

腰痛は長年働いて変形した腰椎からのものです。

整形に二週間に一度、ひどい時は一週間に一度通院します。

腰痛があると、元気な状態の時のようには動けません。

行動を略するようになり、

心臓への負荷は少なくなりますが、

むくみや便秘などほかの症状が出やすくなります。

 

でも考えてみたら、仕事しなくてもよい病ともいえるわけですから、便通は三日に一回、むくみはマッサージをこまめにすることで、様子を見てもらうことにしました。

 

こんな風に、腰痛は悪者扱いされていますが、

変形性腰椎症による痛みは、

もう働かないでいいよのハンコのようにも見えます。

 

何でも聞けば何とかなると考えている、

表面上はいっぱい問題抱えてる風にみえつつも、

気持ちの姿勢は超ポジティブなので、

騙されていけないいけないといつも思います。