自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

ポテトサラダ

男爵イモが美味しい季節。

今の時期一度は絶対に作りたい一品ですね。

*ポテトサラダ*

材料:(3~4人分)

男爵イモ・・・4個(600グラム)

にんじん・・・1/2本(100グラム)

玉ねぎ・・・中1/2個(50グラム)

塩(塩もみ用)・・・大さじ1

キュウリ・・・1本

水(立て塩用)・・・大さじ1弱

塩、こしょう(立て塩用)・・・各少々

酢・・・大さじ1

マヨネーズ・・・1カップ

 

作り方:

⒈ジャガイモはたわしで擦るように洗い、皮つきのまま立て二つに切る。

にんじんは水洗いをし、皮つきのまま縦半分に切る。

鍋に入れ、たっぷりの水を遅ぎ、強火でゆでる。

2.玉ねぎは皮をむき薄切りにする。

ボウルに入れて塩をふり、はじめは弱く徐々に力を入れて強く揉む。

しんなりしたら、塩気が少し残るくらいに水洗いをし、硬く絞る。

3.キュウリは両端をきり落とし、薄い小口切りにする。

3%の塩水(立て塩)を作りキュウリを入れ、30分程置く。

しんなりしたら堅く絞る。

4.にんじんに竹串を刺し、すっと入るほど火が通ったら引上げ、熱いうちに乾いたタオルで擦るようにして皮をむく。

むき終わったらさめないようにタオルで包んでおく。

5.ジャガイモに竹串を刺し、すっと入るほど火が通ったら鍋の湯を捨て、鍋火の上に戻し、ゆすりながら粉ふきいもにする。

熱いうちに乾いたタオルで皮をむき、目があれば取り除く。

むき終わったらさめないようにタオルで包んでおく。

6.にんじんは薄いいちょう切りに、ジャガイモは半分に切り、端から1cm暑さに切る。

ボウルで合わせ熱いうちに塩、こしょう、酢を振って混ぜる。

7.玉ねぎ、キュウリ、マヨネーズを加え、ゴムベラで良く混ぜる。

密閉容器に移し、冷蔵庫で一晩置く。

 

自家用はこれにゆで卵の薄切りやリンゴの薄切り、ハムなどを加えます。

サンドイッチの具にしたり、楽しめます。

レタスとホタテのさっと煮

超簡単だけどだしが効いておいしそうーー!

*レタスとホタテのさっと煮*

材料(3~4人分)

レタス・・・4枚

ホタテ缶(丸ごと)・・・1缶

だし・・・1カップ

塩・・・少々

薄口しょうゆ・・・小さじ1

酒・・・大さじ1

つくりかた:

1.レタスを洗う。4枚重ねて半分に切り、繊維を断ち切るように2cm幅、

5~6cm長さに切る。

2.ホタテをほぐす。

3.ホタテの缶の汁とだしを合わせて、1カップになるように調整する。

4.だしを煮たてて、塩、薄口しょうゆ、酒を入れる。

レタスを入れ、すぐにホタテも入れてさっと煮る。

あぶたま煮

簡単な卵料理ですが、おしゃれです。

*あぶたま煮*

材料:三人分

油揚げ・・・3枚

卵・・・6個

だし・・・3カップ

A:みりん・・・大さじ5

 薄口しょうゆ・・・大さじ2と1/2

 塩・・・少々

溶きからし・・・適宜

 

作り方:

1.油下はまな板に立てに置き、手前から向こう側へ菜箸をころころところがし、

袋状に開きやすくする。ボウルで受けた平ざるに油揚げをおせ、熱湯を回しかけて油抜きをする。

2.油揚げを半分に切り地位穴容器い立てていれ、口を開く。

卵を一個を別の容器に割り入れ、油揚げの中に流し込む㋐

ひだを寄せ、爪楊枝で止める。

3.そこの広い浅い鍋にだしを煮立て、Aを加えて混ぜ ,2を並べ入れる。

弱めの中火にし、落し蓋をして7~8分煮る。

4.油揚げの爪楊枝を抜いて縦半分に切り、器に盛る。

好みで溶き辛子を添える。

 

人工甘味料は使いよう。

糖質制限で健康を維持しようとたくさんの人工甘味料が販売されています。

さて人工甘味料どんな時に使いますか?

甘いものがすきで糖尿病が気になる方、ダイエット中の方など背景は様々です。

人工甘味料を使用することで発がん性が増すのではないかという不安が情報としてながれた時もありました。

今回かながわ県立保健福祉大学福祉学部栄養学科教授 中島先生の記事をみつけました。

 

2017年にボストン大学の研究チームが人工甘味料入りの炭酸飲料を毎日飲むと、

飲まない人に比べて脳血管疾患や認知症リスクが2~3倍になると発表されたことがありました。

一般向けの情報サイトでは声高に人工甘味料使用に否定的な意見を見受けるけれど、

実際はどうなのかとある方がを質問されていたのでした。

 

結論は人工甘味料はほとんど体外に排出されるので問題ないということでした。

 

日本で使用されている人工甘味料は、

アステルパームスクラロース、アセスルファムK(アセスルファムカリウム)があります。

この3つに共通する点は、甘味が砂糖に比べてだいぶ強いということ。

 

アステルパーム:ショ糖とくらべた甘味は同じグラム数(g/g)で比較したら200倍。

上部消化管でアスパラギン酸フェニルアラニン加水分解されて、体内に吸収される。(この時メタノールが若干できるけれど、ジュースやワインに入っているメタノールに比べれば1/10程度と非常に少ない量であるのでほとんど心配することはありません)その後は普通のアミノ酸と同様の代謝を受ける。

アミノ酸のカロリーは1グラム当たり4キロカロリーとして熱量になりますが、

これは砂糖の1/200ぐらいなのでカロリーとしてはほぼゼロに近いです。

アミノ酸が二つくっついているときに甘味が感じられる。分解されたら甘味は消えて、

他の食品に入っているアスパラギン酸フェニルアラニンを食べているのと同じです。

 

スクラロース:ショ糖と比べて甘味は600倍。(g/gで比較)

スクロース(砂糖)にも似ている構造。スクロースは小腸でグルコースとフルクトースに分かれますが、スクラロースはわかれることができない。甘味だけ感じて消化管をほとんど通りすぎてしまう。8~9割は便中にそのまま排出されてしまう。

 

アセスルファムK:ショ糖と比べて甘味は200倍。

上部消化管からそのままの形で吸収されて耐兄で代謝されることなく、数日以内にそのままの形で尿中に排泄される。

**アメリカで調べたらプールに結構アセスルファムKがたくさんあるとか、

あるいは河川、日本の川とかでも濃度が近年上昇中。

 

ダイエット清涼飲料水はこれらをさまざまな形で含んでいる。

一つ一つの人工甘味料は苦いとか、後味が悪い場合があったりするので、その欠点を補うべく組み合わせが考慮されている。

人工甘味料を多く使用する人達は糖尿病のリスクが非常に高い、もともと糖尿病になりやすい人達です。そもそもリスクが高いから将来的にも血管障害が多い。原因というよりもそういう人達が取っているのをただ見ているだけであると。

研究においてバイアスがかかりやすい研究分野でもあり、

無作為にプラセボ、残りは人工甘味料という介入試験は、実際に評価できるのは7つ。

その中のあ二つでは人工甘味料を使った介入研究では有意に改善している。

後の4つぐらいは効果がなかった。有意差がなかった。

介入研究では食事や生活習慣などがきちんと規定されているので、そういう状態の時に場合によっては、人工甘味料は少なくとも悪くしない。

うまくすれば本当に良い方向にもっていけるという結論でした。

 

糖尿病の患者さんに対して人工甘味料は同様にどう指導されるか?

少なくとも一回、人工甘味料をとったからと言って血糖値が上がることはないです。

しかしむしろ心配なことは、空腹時に糖分を取ったと錯覚してしまうこと。

作業や労作を継続してしまうと、低血糖になる可能性がある。

低血糖あると食欲がグッと増します。

そのような空腹で食事をとってしまう場合は危ない可能性が出てきます。

(糖尿病の血糖コントロールが乱れてしまう、大量摂取のち高血糖インスリン大量分泌低血糖の繰り返し→血管内皮の損傷に至る)

空腹時には糖分(血糖に反映する糖分:砂糖)の入っているものを摂取してきちんと補うことが大切です。

 

 

 

カロリーゼロにだまされるな―――本当は怖い人工甘味料の裏側

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H+Bライフサイエンス 粉飴顆粒 1kg

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カリフラワーのポタージュ

糖質制限のためにお米の代替品として活躍中のカリフラワー。

超簡単に美味しくできるレシピです。

 

カリフラワーのポタージュ

材料:二人分

カリフラワー・・・(飾り用に薄切りしたものを取り置く)250グラム

牛乳・・・1/2カップ

生クリーム・・・1/3カップ

オリーブオイル・・・適量

 

作り方:

1.カリフラワーと水1/3カップの水を入れ、塩適量降って蓋をして、弱火で8分加熱する。

2.フライパンにリーブオイルを適量匹、飾り用のカリフラワーを表面に焼き目がつくまで焼く。

3.1の火をとめて、オリーブオイルを大さじ2、生クリーム、牛乳を入れハンドミキサーなどを使って滑らかになるまで攪拌する。塩適量で味を調える。

4.器に3を注ぎ2をのせてオリーブオイルを適量たらす。

*このレシピはスペイン王室御用達のオリーブオイルの宣伝に用いられていました。

ちなみに名前は「ORO BAILEN」

 

 

 

ウナギの元気サラダ

今日は仕事始めでした。

お正月疲れをものともせずにいらした方たちは、

皆さんお元気で、診察室への足音はとても軽やかで元気強いものでした。

 

さて、おせちの口直しといいますか、

タンパク質たっぷりのレシピを見つけました。

ばてやすい夏向けですが、

冬の栄養補給にもぴったりです。

何といっても美味しいウナギのかば焼きを使います。

想像しての歯ざわりやらなんやらおいしそうな一品です。

 

ウナギの元気サラダ

材料(二人分)

ウナギのかば焼き・・・1串分

大根・・・200グラム

アボガド・・・1個

ラディッシュ・・・3個

茗荷・・・3個

しょうが・・・30グラム

A:

酢・・・大さじ3

だし・・・大さじ3

砂糖・・・小さじ2

薄口しょうゆ・・・小さじ2

オリーブ油・・・大さじ2

粉ざんしょう・・・少々

酢・・・小さじ1

 

作り方:

1.大根は皮をむき、食べやすい大きさのさいの目に切る。

アボガドは皮をむき、大根と同じくらいの大きさに切り、酢小さじ1(分量外)をふる。

ラディッシュはせん切りにし、茗荷は薄い小口切りにする。

ショウガは皮をむき3~4mm角に切る。

2.大き目のボウルに、水10カップと塩大さじ4(各分量外)を入れて溶かす。

(3%の塩水を作る)

アボガド以外の1を10~15分つけ、しんなりしたら付近などで水気をよく絞る。

3.ボウルに2とアボガド、1cm幅に切ったウナギを入れ、混ぜ合わせたAをかけて和える。

 

 

登紀子ばぁばの 昔ながらのおかずをきちんと作るコツ (TJMOOK)

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ωー3脂肪酸と喘息改善

Efficacy of a Mediterranean diet supplemented with fatty fish in ameliorating inflammation in paediatric asthma: a randomised controlled trial. - PubMed - NCBI

ギリシャ式地中海食に魚150グラム以上を週二回

 

オーストラリアのLa Trobe UniversityのMaria Michelle Papamich(以下RCT)の結果を示しました。

脂肪が多い魚に含まれるω-3脂肪酸には、抗炎症作用や免疫調節作用があることが報告されています。

いままでの喘息に対するω-3脂肪酸の有効性を検討した研究では、一貫した結果が得られておらずそのために行われたものです。

 

 RCTの対象となったのは、ギリシャの首都アテネに住む5~12歳の軽症喘息患児64例(男児52%、女児48%)。

 

このうち半数を、ギリシャでよく食されている地中海食と、その一部として調理した高脂肪の魚(150g以上)を週2回摂取する群(魚+地中海食群)に、残る半数を通常通りの食事を摂取する群とにわけました。

 

 データを取るための検査としては肺機能はスパイロメトリーにより評価し、気管支の炎症は呼気中一酸化窒素(NO)濃度の測定値に基づき評価されました。

 

 

呼気中NO濃度が14ppb低下

 


 年齢、性、BMI身体活動レベルで調整して解析したところ、

6カ月後の試験終了時点で魚+地中海食群では呼気中NO濃度が約14ppb低下し、気管支の炎症が軽減したことが分かりました。
 (Papamichael氏らによると、国際的なガイドラインでは呼気中NO濃度が10ppb以上低下した場合に、有意な治療効果があったと解釈するそうです。)


 一方、肺機能や喘息コントロールQOLスコアについては、有意な変化は認められませんでした。

 

 この結果により、同氏は「小児喘息の改善に有効な食事に関して、今回新たなエビデンスが加わった。脂肪や糖分、塩分が多く含まれる食事は小児の喘息の発症や進行に大きく影響するが、この研究から健康的な食習慣を心がけることで喘息の症状を管理できる可能性が示された」と説明しています。

また、「ω-3脂肪酸が豊富に含まれる魚を週に2回ほど食べることで、喘息患児の肺の炎症を抑制できた」としています。

 

海がすぐ近くのこちらでは、つい先月まで鮭のたて網漁が行われていました。

塩鮭の作り方など市場に出荷している方に聞いていました。

10年以上まえに村上市の方で鮭をよく食べている地域での研究に食餌内容の記載と血液検査を協力したこともあるよと言う方もみえました。

(新潟の村上市は鮭漁で有名です)

日本も大学レベルでは研究がなされてはいるのですが、下々までその研究結果は降りてきていません。(発表されていたとしてもメディアに載らない?)

少し残念なことです。

 

いまはスマホなどで手軽に大学レベルの研究結果も手に入ります。

 

健康寿命をしっかり生き抜くため時代に適応していきましょう。