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自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

疎外感と物忘れ

田舎ではまだまだ三世代同居の家族が多いです。

家族みんなで楽しそうと思いますか?

 

楽しくうまく生活している方もいらっしゃいます。

家族の中のバランスを上手く取るのは、

おばあちゃんです。

 

孫育てに協力し、時々はお嫁さんにお小遣いを渡し、

もちろん孫には大甘。

 

おばあちゃんが獅子奮闘している家庭は、

たいへんだたいへんだといいながらも、

くるくる風車が回るように、

爽やかな風が吹いています。

 

おばあちゃんがある日、倒れてしまいました。

 

孫が大きくなり、英語で話しかけてきて、

楽しい会話をすることができなくなった。

なんでこんな風に、なったのだろう。

小さいころは本当に良い子であったのに。

せっかく家も建て直したのに、息子や嫁さんが残業で、

夕食も一緒に食べられない。

4時の水戸黄門が唯一の慰み。

 

通院するたびに、孫のことを目の中に入れてもいたくないほどに、可愛がっていることをお話ししていました。

 

何処でボタンを掛け違ってしまったのでしょうか?

お孫さんが大きくなり、反抗期に突入していたのかもしれません。

おばあちゃんの頑張りを息子夫婦がキチンとみていたのかどうかも関係してきます。

今の祖父母はかなり気を使い生活するため、

いろいろ症状が出て来て、本当の原因がわかるまでは、

不定愁訴という形で受診を繰り返します。

物忘れがひどくなっても、むかしから続けていた夕食の支度や、

お米をといでおくことなど、大家族で大変であった時の要領で、

準備します。

悲しい悲しい行動です。

本人は相手のことを思っての行動。でも現把握しないでの行動のために、周りからは怒られてしまいます。

でもすぐに忘れて、同じことを繰り返すのです。

 

あきらめてその行動をすることで気が済むならさせてあげようという境地に至った家族であれば幸せです。

でもそんな家族ばかりではありません。

互いに理解しあえないために、互いに思っての行動が、

心のずれに拍車をかけてしまいます。

どんどん現実に自分の居場所がなくなり、

物忘もひどくなってしまいます。

 

やさしかったころのおばあちゃんを少しでも思い出して、

接してあげることができたら、

家族が介護に疲れ果てやさしくできないのなら、

誰かに助けを求めてください。

それをするだけで、

みんなが少し幸せになります。