自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

みえないスキルの見える化

今日は朝早くから待合室が賑やかでした。

 

一人ずつお話しするのも大変なので、

診察前に自身のもっているスキルで、

子や孫に伝え残しておきたい事、

人様のお役に立てる内容の記事を集めていることをお話しました。

 

身体が体調良くても、

頭の中がネガティブだと人生楽しくないこと。

 

楽しく生きるためには人の役に立てることみつけようと、

それならばまず一番身近な家族、遠く離れて暮らすお孫さんや、

あまり話しをしなくなった子供へのメッセージを書いてみませんかと問いかけました。

 

どう生きてきたか振り返る必要が出てきます。

 

すると今はもう死ぬだけと思っていた人でも、

ガンバって生きてきたという自分をほめたくなる人生がごろごろ転がっています。

 

それに、

ある程度の年齢の方なら何かしら一つや二つ特技があるはずです。

 

 

いつもと調子が違うとみなさん好奇心満々。

 

「孫に電話かけてもすぐに切られてしまう。」との発言が出たり、

「実は本を書いたんだ。」と豪語する人も出現。

 

若い人にしてみたら話しが合わず注意ばっかりするうるさい存在なのかもしれません。

 

でもやはりみなさん仲間外れされたくはないみたいです。

 

いつもはどうせ理解されないだろうとだんまりを決めているけれど、

自己表現する場所ができると伝えただけで、

縋り付くよう表情がちらほら見えました。

 

自分からはあまり話さない猿や熊の駆除をしているかたも、

今日は面白いお話しをたくさんしてくれました。

 

都会にサルが出没する前から、

田舎では野生動物による害で困っていました。

 

最近の情報では、

(過疎地だからこそなのですが)

限界集落の民家の近くに熊が出たそうです。

 

外がガサガサしているので窓を開けたらそれそのものだったとか。

 

回覧板を配ることも危険なため市が問題解決に乗り出したそうです。

 

秋口から熊は全部で4頭仕留めたそうです。

 

90キログラムから120キログラムの大物。

 

仕留めた動物のお肉はキチンと処理していただいたそうですが。

 

なんだか大きな熊がすぐ近くまで来ていると思い怖くなりました。

 

はちみつや柿など民家近くにある好物に引き寄せられてくるのだそうです。

 

そういえばつい先日のことです。

朝早くに山中を通る際、

子連れのサルの集団に出合いました。

 

目があいましたが、さして怖がる様子もなく悠々と畑の野菜をつまんでいました。

 

民家のすぐそば。

 

国道のすぐそばの畑です。

 

困ったねえといいつつ採血をしました。

 

こんな感じで野生の動物の話で盛り上がったのでした。

 

いつもなら、

「大丈夫だ、毎日飲むお酒も美味しいし、

ご飯も三回きちんと食べてる。通事も毎日あるよ。」

 

いつも質問することへ問いかける前に、

答えを提示されます。

 

毎日のお酒を何とか減らしてほしいのですが、

これあっての人生と言われます。

 

炭水化物が占める量が多いのでバランスを考えてほしいのですが、

具体的な食事内容に入るまでに至らず、

(食事内容まで説明するのが面倒だし余計なことを言われたくないから)

終わってしまいます。

 

サルや熊が出ると呼ばれて退治するという仕事の流れなので、

食事をする時が時間通りに行かないと思います。

 

空腹で食欲が増してしまいます。

 

できればお腹がすきすぎないように、

お菓子や栄養補助食品を合い間に取り入れていくと、

塩梅が良くなるのですが、面倒なのです。

 

でもこれからますます必要となる分野のお仕事です。

 

体調管理もますますしっかり指導していきたいです。