自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

台風の時にこそ遠隔診療をぜひ!

今日は台風のため開店休業状態なるかと思いました。

 

しかし、こんな天気でもみなさん根性。

 

60代以上の方ばかりですが数名大雨の中見えました。

 

さすがにインフルエンザ予防接種予防予定の80代のご夫婦には予約延期してもらうようにお願いいたしました。

風に吹き飛ばされてしまいます。

 

玄関先でざわめきが聞こえたので覗いてみると、

半年ぶりに見えたおばあちゃんの顔が見えました。

 

昭和一桁時代。

 

私の父と同じです。

 

雨にたたかれながらお孫さんが一緒でした。

 

お薬がなくなったから見えたそうです。

 

なんでこんな時に遠隔診療のシステムを利用してくれないんだろう。

 

こんな時にこそ使ってもらいたいのに。

 

もともとはしっかりしていたおばあちゃんです。

 

家では権力握っていました。

 

半年もみえない=少しお花畑状態?と考えてしまいます。

 

同年代の使っている介護保険のサービスは嫌なんです。

 

そこでお花状態になってしまった権力者がまだ頂点に君臨していると負担が向かうのは家族です。

 

お孫さんの表情はもうバテバテです。

 

おばあちゃんにはきつかったかもしれないけど、

共倒れならない為にサービス利用したほうがいいことを話しました。

 

 

私は今父が入院しているのでそこのところが痛いほど理解できます。

 

父も家に帰りたいと病院に行くと、

「いつ帰ることができるんだ。

俺はもう歩けるようになったぞ。」

といいます。

 

看護婦さんに確認すると、

立ち上がることはできるようになったけれど、

まだまだ一人での移動は危険な状態です。

 

もう父は親としてよりは守るべき存在として、

置きなおさなければ本当に共倒れの一途をたどります。

 

そうならない為にも今一度自分の立ち位置を再設定しないといけません。

 

もう父は守るべきか弱い立場に戻ったのです。

今までありがとうと思います。

 

だからおばあちゃんも素直に言うこと聞いてね。

 

こんな雨の中、

薬なくなったからと来院しなくてもいい時代なんだよ。

 

お孫さんに必ず次回から遠隔診療使ってもらうよう何度も声掛けしました。