高齢者の方と話をすることが多く、
毎日の食事について確認することがあります。
「お肉は好きですか?」
田舎に住む70代以上の方で、
毎日お肉を食べるという方はあまりいません。
「畑のお肉である、豆類、納豆や豆腐は毎日たべてるよ。」
そうなんです。
あっさり系なのです。
でもね、豆腐はほとんどが水分。豆類は食物繊維。
身体に必要な栄養分を摂取するには効率が良くありません。
腎臓に問題がないことを前提にして、
体重1キロ当たり1グラムのタンパク質を取ることで、
体調管理がスムーズに行えるようになります。
(体重50kgの人なら1日50グラムです)
鳥のささ身二本(全体80グラム)で約20グラムタンパク質が含まれています。
豚のひれ肉(全体60g)でタンパク質 約13グラム
ウシもも肉(全体55g)でタンパク質 約12グラム
ホンマグロ赤身(全体65グラム) タンパク質 約18グラム
カマンベールチーズ(全体26グラム) タンパク質5グラム
淡色ビール(210グラム) タンパク質0.8グラム
25度の焼酎(全体60グラム)タンパク質0グラム
(アルコールは参考程度にです。)
こんなに一日で食べられる方がいません。
あっさりした、好きなものを食べていると、
少しずつ体重が減り、疲れやすくなりがちです。
そこで、だいぶ前から栄養補助食品の利用をおすすめしています。
暑い夏や寒い冬に、一日おきに利用してもらうようにお話ししています。(毎日でもOK)
一人暮らしで食事が一日1回から2回のことが多いおばあちゃんは、以前は風邪をよく引く方でしたが、
(お肉もあまり食べません)
毎日栄養補助食品を取ることで、風邪をひかなくなりました。
栄養補助食品自体お菓子のようで食べられないという方もいらっしゃいますが、
今はクッキータイプ、ゼリータイプなど従来のジュースタイプしかなかったころに比べ種類が豊富です。
タンパク質少ないかなと思われた方は、
是非お菓子替わりに、
取られることをお勧めします。