今日は大人と子供の便秘に出合う日でした。
秋から冬にうつるこの時期、
便通の相談が増えます。
テレビのコマーシャルでも感冒と便秘と痔のものが増えてきます。
さて大人の便秘できた方は、
朝起きるころになるとしくしくお腹が痛くなり、
我慢できないほどではないけれど心配であると見えました。
一緒についてこられた奥さんに、
お父さんの日常生活についてきいてみました。
すると、
寒くなってから暖かい居間のソファでごろごろしながら、
テレビを見ていることが多いということがわかりました。
運動不足もありました。
食欲はいつもと変わりません。
なんだか心配そうな表情のせいか、
昔のお父さんよりも小さく見えました。
しっかりしている方でも、
自宅だけで自由気ままに話さない時間が多いと、
お花畑の状態に陥りやすくなります。
もともとは賑やかなところでお話しするのが大好きな方です。
介護申請のちデイサービス利用することをお勧めしたのと同時に、夏ほどは飲めていない水分量について常温か温めて1リットル/日は取るようにお話ししました。
水分が不足してくると、
お通じはあっても一回量が少なかったり、
便自体がころころ状態になったり、
おならがまず出てきません。
そのためお腹がプーンと張り出してきます。
腸管の中をガスが拡張するように移動するときに痛みが生じます。
とりあえず座薬もしくは浣腸で排出していただきます。
さて次は子供さん。
今日は健診がありました。
鼻水を垂らした子や、
泣いている子さまざまでした。
胸の聴診のちに、
お腹を触っていると、
先ほど説明したプーンと張り出たお腹が何人かいます。
一人一人診察しながら、
「お腹痛くない?」
「うん。」
「うんこ出てる?」
「今日はまだでていない。」
「おならはでますか?」
「あんまりでない。」
小さいけれどきちんと答えてくれました。
「お水飲んでる?」
「あんまり飲まない。ジュースなら飲むけど。」
「園にいる間に小さいコップ3杯お水飲める?」
「飲めるー。」
「毎日いいうんちが出るようにお水飲んでください。」
お花にはお水を毎日あげるのに、
味が付いていないの美味しいのを飲みたいなどの理由で、
自分で知らないうち病気を作りだしている一つだと思います。
野菜に含まれる食物繊維ももちろん大切です。
腸内細菌を増やしてくれる発酵食品も大切です。
でも基本はお水です。
腸管の動きも違ってきます。
忘れないで飲んでもらえたらうれしいです。