自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

アウトドアと先住虫?

f:id:Assagioli:20170525082050j:plain

今日は青空が広がり、

アウトドアには最高のお天気でした。

 

ただ夏日よりということもあり、少し心配なところが見え隠れしています。

 

先日、山の中で仕事をしていた屈強な肉体の男性が、

赤い発疹だらけで見えました。

 

生ものは食べていませんし、

 

皮膚も弱くないほうです。(日光紫外線や薬など)

 

このような発疹は、

山菜取りに出かけたお母さんたちが良くなっていたことがありました。

 

山菜取り、笹の葉とり、藪の中をかけ分けたり、

 

うっかり半袖のシャツを着て出かけてしまったり、

 

どこで紛れ込んだのかわからないけれど、

 

ダニによるものが多いです。

 

虫に刺されてすぐに見せてもらえれば、

かゆみも抑えられますし、

かき壊しもしなくて済みます。

(かき壊して水などに濡らしたままでいると、

体調が悪い方は特にとびひになってしまい、薬を内服する羽目に陥ります。)

 

かなり強いかゆみなので、

我慢してあまりかゆみを抑えてくれない軟膏を塗るだけでは、

次のトラブルを招きます。

 

巷ではあまり歓迎されないことが多いステロイドですが、

このような時にはほんとに拝みたくなるお薬です。

 

つらいときにしっかり使って、良くなったらさっと切り上げれば副作用はほとんどないお薬なんです。

 

それなのに、予防薬として使ったり、

漫然と使ってしまうことで、皮膚が薄くなったり、色素沈着やいろいろと副作用が出てきてしまいます。

 

 

人差指の先端の一関節分(縦)の長さの薬をチューブから絞り出して、

両手いっぱいに薄くのばすくらいの厚さで十分効果を得ることができるのです。

 

心配なあまり厚塗りをしてしまうと、これまた副作用が生じやすくなります。

 

最初の日だけにしてかゆみがそれほどでなければ2,3日目からは薄くのばして使った方がよいとお話ししています。

 

ダニは飛びませんから、

 

いそうな場所を避けていればいい話なのですが、

 

これから夏に向かい、

 

昨年都内中を騒がせたジカ熱や、

 

山里に入ればうごめく昆虫から蛇からいろいろ待ち構えていま

す。

 

毒のない蛇(シマヘビ)だからと安心して捕まえようとして、

 

眼の中に分泌物が入り、見え方がなんだかおかしいと見えたお父さんがいました。(ずいぶん昔)

 

瞳孔の調節ができなくなったための視界不良となり、

 

専門の先生に紹介した覚えがあります。

 

(シマヘビは口の前と奥とに二つ牙をもっていて、

おくのほうから出す分泌物はやはり毒があるそうです。

蛇は逃げていくのを見送りましょう。)

 

怖いことばかり言いましたが、

 

楽しいことがたくさんの時期ですが、

 

少しだけ注意してみてください。