自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

夜の立ち話と血圧

今日は道路が真っ白になりました。

 

昨日一晩でかなりの雪が降ったのです。

 

昨夜寒かったはずです。

 

さて昨日のことです。

午前中診察に見えた方から、

夕方にも電話が入りました。

 

診察時には訴えていなかった肩こりですが、

痛みがひどくて夜眠れないのではないかという相談でした。

 

いつも通りお話しを聞いていきます。

 

いつものインアウトはOK。

 

負担になるような家事労働なし。

 

なんででしょう?

 

「夕方になって防寒せずに外出とかしませんでしたか?」

 

「そういえば玄関先で10分ぐらいの立ち話をしました。」

 

お客様が見えて玄関先でのお話し。

 

暖かい地域では考えられないかもしれません。

 

こちら寒い地方では、

案外血圧が急激に上昇したり、

肩こりやら首周りの痛みやら筋肉痛を生じる原因なりうるのです。

 

とにかく痛みを対症療法で抑えないと、

不安と痛みで血圧のコントロールが悪化します。

 

以前は直接血圧を下げたりしていた時期もありますが、

かえって副作用のほうが大きいことがわかり、

血圧は安易にいじることはできません。

 

お家にある鎮痛剤を内服していただき、

とりあえず今日は入浴などはせずにお休みしていただくことになりました。

 

この時期は、

血圧のお薬を飲まれている方はいろいろこまやかなところでの注意が必要です。

 

外出するとき、

屋内でも外気が入り込むようなところでは防寒必須です。

 

下肢筋トレは今までにも十二分お話ししてきましたが、

上肢の肩こり予防の運動も忘れがちです。

 

今はやりのかご編みや、毛糸の編み物に夢中になったり、

冬の手仕事は案外くび肩に負担がかかります。

 

お仕事始める前にタイマーセットして、

30分おきぐらいに適当な運動を取り入れて、

筋肉痛予防してみてください。