自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

介護度1になる前に

介護審査会の資料が届きました。

 

忘れないうちに確認です。

 

介護度の高い(重い)方から始まります。

 

きっかけは一人暮らし(独居)→妻の入院、死別によるもの。

 

きっかけは脱水→脳塞栓(心臓にできた血の塊が脳に飛んでしまう)、意識の低下。

 

きっかけは虫歯の痛みや歯の治療→小食、便秘、ソファで一日中静かに過ごす。

 

外出が減る。

 

植物に例えると大きな根っこの株分けのちに、

水分や肥料十分に与えられなく枯れやすい状態になってしまうイメージです。

 

イメージしてみてください。

 

今あなたは病院のベッドの上に横たわっています。

 

退院はしばらく先のことになります。

 

もう少し前にお水を十分飲むことの大切さを知っていたら。

 

もう少し前に栄養をキチンととることの大切さを知っていたら。

 

歳だからという言葉ですべてがかたずけられてしまいます。

 

そりゃほしくないものは食べたくありません。

 

疲れるから動きたくありません。

 

冷えるから電気毛布一晩つけます。

 

栄養不足や脱水が基本にあってのトラブル続出です。

 

具体的な原因が見えていても、

介護保険ではトラブル発生のあとにしか、

手を差し伸べることができません。

 

知らないがために対策を練る暇もなくトラブルへの道筋が始まっています。

 

すなわち介護度は更新するたびに重くなる方が殆んどであり、

その負担が具体的な状況をしらない若い世代にのしかかるという仕組みが完成しているのです。

少子高齢化ではどこかで破城してしまうのが目に見えています。

 

介護認定を受けたからもう安心ではなく、

少しでも良くなろうという気持ちを持ち続けるためにはどうしたらよいのか。

 

自分で身体を守るという意識が底辺になければ、

元気に生き抜くことはできません。

認知症になる前に自分の身体を少しだけ鍛えなおさないといけません。

身体のことばかり言うとめんどくさい、もう年だからいつ死んでもいいと声高に言われる方が必ず出てきます。

身体の状態を良くしようと対応している私は悲しくなります。

でも考えてみたら身体だけでは片手落ちなのです。

心が楽しくウキウキしなければ。

 

元気に生き抜くために必要なのは未来への希望。

 

何も未来への希望は若い人達だけの特権ではありません。

 

今までの人生を振り返ることで、

ガンバって来た自分のことをほめてあげることができます。

 

そんなに簡単にあっち(あの世)へはいかないぞと思えます。

(自分一人だけで過ごしていると、

目の前のことばかりもしくは悪いことばかり考えてしまいます。)

 

一つ、二つ誰かの役に立つことや、

自身の家族に伝え残したいことも浮かび上がります。

 

でもその大事なことを、

キチンと生きている間に伝えられる家庭はあまり多くはありません。

 

親子間ほど気を使い、

相手に気兼ねをして、

三者の私がハラハラしなければならないほどのコミュニケーションのまずさ。

 

それなら間を結ぶ役目を致しましょう。

 

みんなの知恵袋始めました。

 

なんでもいいのです。

 

お料理や昔から伝わる行事。

 

同じようなないようになるかもしれませんがいいのです。

 

家族にとってはそれが唯一無二になるのですから。

 

どうぞ頭の中に隠れている智慧を見せてください。