自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

足元の冬支度 レッグウォーマー

寒い日が続いていましたが、

今日は少しだけ暖かい日射しがさしました。

午後からは外でのお仕事。

いつもいく道と反対に山の中を行きました。

雪が降ったら絶対に絶対に通れないところ。

高速ができて遠回りしていた山をトンネルが通り、

昔に比べて使うことがほとんどなくなってしまった山道です。

植えた人が採ることを忘れたようにかりんの実がたくさんなっていました。

さて山を通り抜けた先にお住まいの、

お婆ちゃんたちもしっかり冬支度していました。

 

夏の冷房の時にも必要なレッグウォーマー。

 

秋の始めに声かけしてありました。

動かず歩かずの車椅子生活のかたがほとんどです。

冬の寒い時期、

足の先はひどい方は紫色になっています。

傷が治りにくくなったり、

痺れや痛みがしてきたり、

あと困るのはむくみ。

血管内の脱水(水分不足)や低栄養があるとなりやすいですが、

心臓の機能が落ちてきた時にも出てくる症状です。

 

血流が悪いのです。

 

笑顔が素敵な方ばかりですが、

内臓は心臓を始め腎臓肝臓故障だらけのかたたちです。

 

心臓の頻脈を抑えるお薬を使っていたりすると、

不整脈は抑えることができても、

体を動かすときの血圧を維持するポンプの回数が保てません。

安静に安静に安静にが主体となります。

 

心臓も動く筋肉です。

筋肉を作り支える栄養(タンパク質、アミノ酸)と、

適度な運動がなければどんどん体は安静状態が通常になっていき、

機能が落ちて行ってしまいます。

 

リハビリするのは苦しいけれど、

毎日もしくは週に2〜3回は運動する状態を覚えてもらうために続けていた方がやはり身体にはいいのです。

 

まだ仲間がいるところなら大丈夫です。

食事の前に色々な運動の指導が行われています。

 

一番心配なのは一人暮らし、

または夫婦二人暮らしで勝手気ままに自由にしているかたたちです。

絶対病院なんかにいくもんかという負けん気はずっとは続きません。

知らないうちにテレビが友達。

ソファに座ったら座りっぱなしになりがちです。

でもそれもその人の人生。

田舎ではもう自分でなんとかしなければ先が見えてきてしまうので、

みんな必死です。

自宅にまだ頑張っていることのできる人は、

座りながらでも寝ながらでも足をブラブラさせたり、

動かしましょう。

皮膚の乾燥もミルミル起きてくる時期です。

保湿効果のあるクリームをしっかり塗り込み、

脱水を避けましょう。

寒くなって動きたくなくなる前に、

動いて寒さに負けない身体になりましょう。

 

(お年寄りへの声かけですけど、

私はこれどの年代の方も必要なことだと思って書いています。

お婆ちゃんたちは単なるきっかけに過ぎません。

足元もホカホカする軽い運動を続けてみてくださいね。

前に書いた中山筋肉くんオススメです!)