自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

軽い風邪をあまくみないこと

空の色や空気の澄み具合がめっきり秋らしくなりました。

 

こちらでは大根の種まきやみょうがとりが忙しくなる時期です。

 

タキイ種苗 大根 耐病総太り
 

 

 

 

いつも元気なお母さんが、少し途切れ途切れの会話になっています。

「お母さん、話すと息苦しいの?」

「大丈夫です。少し前に大根の種まき頑張ったから疲れたのかも。」

「夜中に咳がでない?」

「少しだけでるかな?」

なんともうまくお茶を濁されました。

実際ある検査をしてみると案の定です。

普段の半分も息がつづきません。

 

今まで老人車を押して畑に行くため毎日出かけることはできませんでした。

ところが親切な方がいらして車に乗せて簡単に畑まで移動可能になったのが今年の8月後半だそうです。

もとより畑仕事が大好きなお母さん。

目の前の仕事夢中になって頑張ったのだと思います。

 

暑い夏に身体を剋使すると秋にトラブル発生しやすいです。

 

今年の夏はそうでなくても暑く大変な夏だったのに。

 

いくらこの流れを説明しても同じ毎年同じことの繰り返しです。

 

これからもう一山あるのに。

 

会話するだけで息切れしてる状態ですが、

本人はその状態が常なので異常だとは思っていません。

 

誰かが注意してあげないと、

咳だけの問題ではなくなります。

心不全を引き起こしてきます。

でも今の時点で言ってもうるさいなぐらいの感じでしか受け取ってくれません。

 

義理堅いお母さん。

こんなに具合が悪くてもこれから始まる茗荷取りにもたぶん出かけます。

 

疲れたらとにかく休まないと身体が困るよと何度も言ってさよならしました。

 

家を守るという古臭い習慣に縛られているのか、

守られているのか。

 

家の中の年長の女性は、

何もしなくてもいいからそこにいるだけで、

元気で生きているだけで家族は有難いのです。

家の中の暖かさが違います。

 

早くに母を亡くした私はいつも思います。

 

お母さんは元気でいてほしいです。

はたらきすぎて身体を壊してほしくないです。

 

畑に命をとられないでください。