在カメルーン日本大使館からゴールデンウイークに向けての注意報がでました。
ゴルゴ13が活躍しています。
栗原はるみさんのお弁当本に載っていたものです。
H12,H16にかなり作っていました。
美味しかったです。
材料(二人分):
鶏もも肉・・・1枚
味噌だれ(約1/2カップ分)
しょうゆ 大さじ2
砂糖 大さじ1/2
酒 大さじ1
赤みそ 大さじ1
白みそ 大さじ2
(一種類の味噌だけでも美味しいです。(手抜きでしても美味しかった))
(酒粕を混ぜたり、ついこの前まではやっていた塩麹等入れて味の変化を付けることもできます。)
作り方
1.みそだれの材料をバットに入れて、良く混ぜた中に鶏もも肉を一晩つけておく。
(ジップロックでもいいと思います。)
2.鶏肉の味噌をふき取り、オーブントースターの天板にアルミホイルを敷いてのせて、途中で返して約10分焼く。
(魚焼き器アルミホイルを敷いて焼いていました(汗))
3.中まで火が通ったら取り出し粗熱をとってそぎ切りにする。
●鶏肉が焦げてきたらアルミホイルで覆います。
この味噌だれは手軽に作れて利用範囲の広いたれです。
鶏肉のほか、魚や野菜、豚肉、牛肉などを漬け込ん焼いたり、炒め物や煮物の味付けにも使えます。
コッツン外傷
コッツンと頭をぶつけただけで命に差し障る事態が発生?
普通はあり得ないことですが、
ある条件によっては命取りになる物なのです。
① 60歳以上の高齢者
② アルコールを飲んでいる
③ ワルファリンやアスピリンなど、出血しやすい薬を服用している
④ 頭部をうったときに一時的に意識を失った事実がある
⑤ 嘔吐があった
⑥ 痙攣の発作があった
⑦ においがしなくなった(臭覚障害)
⑧ 軽い外傷とはいえない(階段から転落など)
⑨ 独居である
このような条件がある場合は受傷後24時間は必ず見守りのある状態にしていただき、
症状が悪くなった場合にはすぐに頭部CT撮影のできる病院へ救急受診するように指示しています。
意識がしっかりしていても24時間は油断することができないのです。
事実80代の男性で普段はあまりお酒を飲まない方が集まりでたらふく飲まれ、
転んだ記憶がないまま過ごされていたところ、
「話し方がおかしい」と自分から病院に行きたい,
紹介状を書いてほしいと見えたことがあります。
実際血腫ができていて危機一髪という状態でした。
お酒を飲み酔っ払った状態でころび、
頭を強くぶつけたりすると一番やっかいです。
自分の中ではぶつけた記憶がないのですから。
ぶつけたあと3~6ヶ月後に症状がでてくることもありますから注意です。
歩くときまっすぐに歩けないとか脳梗塞の症状のように、
物忘れがひどくなる、口が回らない、手が動かないなどなど。
そんなときもすぐに頭部CTのある大きな病院に行くようにしてください。
脳外科の手術ができるところならなお良いです。
お酒は心の栄養剤としてほどほどに、
高ーくておいしいお酒をちびちび飲んでトラブルを避けましょう!
H26年以降再び麻疹が発生しました。
外国経由での持ち込みです。
麻疹になってしまった方と同一空間にいた方は麻疹に感染する可能性があります。
麻疹ウイルスの空気中での生存期間は2時間以下。(案外しぶといですね)
旅行前に熱が少しあったそうですが、
無理をして旅行をされていました。
発熱して数日後、
旅行中に発疹が出現し始めています。
すぐ病院に向かい診断のち麻疹と確定。
この間の移動中に利用し交通機関は、
飛行機、モノレール、レンタカーと多数の人と共有する空間に向かわれています。
県のほうからの注意がきそのまま書き込みます。
麻疹は感染力が非常に強く、小児が感染すると肺炎、中耳炎、脳炎などの合併を起こすことがある感染症です。
麻疹患者さと接触した場合は、接触後7~21日間の健康観察が必要となります。
そのためこの患者さんが滞在した期間中(具体的な日にちが書いてありました)
発熱、発疹などの症状が現れた場合は、必ず麻疹かもしれないことを連絡の上医療機関の指示に従い受診してください。
麻疹について
原因:麻疹ウイルス
潜伏期間:10~12日
主な症状:感染すると約10日後に発熱やせき、鼻水といった風のような症状が出現。
2~3日熱が続いたのち、39度以上の高熱と発疹が出現。
肺炎、中耳炎を合併しやすく、また10万人に一人程度と頻度は高くないものの、
麻疹ウイルスに感染後、特に学童期に亜急性硬化性全脳炎と呼ばれる中枢神経疾患を発症することがある。
感染経路:空気感染
予防:予防接種が有効
この患者さんはアジアの方でしたが去年の夏休みまえ、
ヨーロッパのほうでも麻疹が流行しており注意を促す記事がありました。
ゴールデンウイークも近づいてきています。
もし
〇過去に麻疹にかかったことが確実である。
〇母子手帳などで麻疹ワクチンを二回以上受けた記録がある。
の事実に該当しない方は予防接種を受けて出かけられるようにしてみてください。
海外で病気になることはお金もかかりますし、
気持ちも落ち込みます。
せっかくの海外旅行です注意万端にして楽しい思いでを作りましょう。
ツツガムシが出ました注意報
むかし授業できいたツツガムシは春や夏の暖かい日に出ることが多かったはずなのに、
このまだみぞれふる寒い東北の一角。
38度台の熱と赤い発疹が目印です。
(ツツガムシにさされるとし口という痂皮(かさぶた)が刺し口に付着しています)
刺された方は家の近くの畑で作業していたそうです。
ツツガムシについて
・ツツガムシ(ダニの一種)の幼虫に刺されて感染。潜伏期間は4~14日。
・38~40度台の高熱、全身倦怠感、寒気、頭痛などの風邪用の症状を伴います。
発熱後2~5日にほぼ全身にわたりあかい発疹が現れ、刺された部位(さし口)の近くのリンパ節が腫れる。
・季節的には春から初夏にかけてもっとも多く発生するが、秋にも発生が見られる。
(独り言:ガーデニングも流行っています。
これから田んぼや畑で頑張る方が大勢いらっしゃいます。気を付けなければなりませんね。)
山や田畑で作業する際には下記のようなことに注意しましょう。
農作業、山菜取り、レジャーなどでこのような場所に立ち入る時には次のようなことに注意しましょう。
( 抗生剤をキチンと内服することで対応できる病態です。
悩まず変だなと思ったら治療に向けて行動しましょう。
県健康福祉課からの緊急連絡でした。)
今日は5時過ぎに病院につきました。
ナースステーションに例の彼女と仲良く並んでいる父がいました。
BOSSのカフェオレを今日も飲んでもらうためにしばしの別れ。
缶コーヒーを見せると蓋を開けろとの指示。
むせもなくしっかりと味わうように飲みほしてくれました。
腸内細菌を改善すると歌っている飲料水も提示してみましたがそれはいらないとのこと。
飲んだ後はさっと彼女のもとへとお帰りです。
ベッドサイドに今日の新聞を置きに行ったところ、
リハビリの時にみんなで歌う歌詞の印刷物がありました。
男はつらいよと365歩のマーチです。
フーテンのトラさんの男はつらいよの歌詞の中に、
男だけではなく女でも一度どん底に落ちた人なら心に響く一節がありました。
「・・・どぶに落ちても根のある奴はいつかは蓮の花と咲く。
意地は張っても心の中じゃ泣いているんだ兄さんは。
目方でおとこが売れるならこんな苦労も、こんな苦労もかけまいに、かけまいに。
男とゆうものつらいもの、顔で笑って顔で笑って腹で泣く腹で泣く。」
365歩のマーチもメロディは聞いたことはありますがキチンと歌詞を読んだことがありませんでした。
一番は定番なので皆さんご存知だと思います。
2番:幸せの扉は狭い だからしゃがんで通るのね 百日百歩 千日千歩
ままになる日もならぬ日も
人生は ワンツーパンチ 明日の明日はまた明日
あなたはいつも新しい希望の虹を抱いている
3番:幸せの隣にいてもわからない日もあるんだね
一年365日 一歩違いでにがしても
人生はワンツーパンチ
歩みを止めずに夢見よう
千里のみちも一歩から
始まることを信じよう
物忘れがあってもなんとなく空しか覗いてないように見える表情でも、
見慣れた顔になってくると微妙にこちらを観察して、
挨拶をしてきてくれます。
全部元の通りではないけれど、
壊れていく身体の中の心はまだ通じるものが残っていて、
この世の物差しではないその人達の視線はとても優しく、温かみにあふれていて、
最初に感じた(食堂に静かに並べられた人形のように感じたこと)違和感は、
とっくの昔に消えていました。
昔昔、特老に往診に行くといつも幸せな気分になって帰ることができていたことを思い出しました。
おばあちゃんたちの自然な笑顔がとても素敵だったのです。
病院の外は元気な人達の戦場ですが、
病院の中は厚い壁に守られたお城です。
お城の中で世の慣わしから隔絶されているためか、
良い心の状態でいられることができます。
お互いに助け合おうとする気持ちがデフォルトになります。
身体が自由にならないぶん心が強くなるのかもしれません。
また綺麗になるのかもしれません。
少しあちらにちかつくためなのか心が綺麗に素直になっていく人達を介護している方たちも若いながらにとても優しく暖かな方たちばかりです。
介護を仕事にする方の本当の姿だと思います。
暖かい見守りの中に父がいることをありがたいと思いました。