面白い情報を手に入れました。
仙台の病院を退官された整形外科の先生が、
17年かけて実験して得られた結果を提示してくださいました。
人間の細胞は微量な電気信号でいろいろ動いています。
影響を及ぼすものとしての静電気や磁力。
知らないうちに静電気を溜め込んでしまう日常生活になっていて、
知らないうちに筋肉を硬くしてしまっているというのでした。
内科でも活用できる部分だけ情報共有します。
お年をとると歩き始めは痛むが歩くと平気、
でも長くは歩けないという状態については、
痛みのある筋肉の部分をストレッチ3回すると消失。
(動かした筋肉を実際にその都度摘んで確認する実験です)
興奮性の入力として、加速気味(速め)の屈曲を1、2回までは筋肉は硬いが、3回目になると柔らかくなる。
ゆっくりとした屈曲をする場合は1、2回目で硬い筋肉が柔らかくなるが、3回目は硬くなる。
それぞれ29回目までの屈曲は正反対の結果になるのだそうです。
(上記のことからすぐに筋肉の柔らかさを体感できる運動としての太極拳があげられていました。)
外耳の耳朶は胸鎖乳突筋に連携していて、
朝の寝違えなどの首のトラブルの際に、
3〜30秒耳珠をつまんで揉みほぐすことで症状が軽減する。
筋肉の硬い柔らかいの状態は皮膚筋反射という刺激で見るのですが、
その反射の引き金となるものは何か?
それが静電気であるというのです。
痛みのあるところにブロック注射をしてからの皮膚筋反射とブロック注射を無しでの反射をアーシングして静電気を流して変化の有無を確認する実験によって得られました。
(反射を確認する筋肉の部位は専門でなければわからない領域なので詳細割愛です。)
静電気は皮膚に接触している物質によって、
興奮に傾いたり、抑制したりします。
興奮性物質:限局性にはポリエステル、麻、シリコン、
全身性:ポリエチレン
抑制物質:限局性にはアクリル繊維、ポリウレタン等、
全身性:NASI NRシート
一気にここで結論まで説明:
(WAKI和気産業(株) NRゴムシート、紙の貼ってある面が北極、裏が南極。
十字に切って4枚として、一枚を衣服のどれかポケットに入れておくと全身の筋肉が柔らかくなり、痛みが生じなくなります。北極面が体の外側に向く様にして入れなければなりません。カバンや手提げ、バックパックなどにも入れておきましょう。と言うことです
どのゴムシートでも良いのではないので、
必ず上記会社製のNRゴムシート(GS−05)をお買い求めください)
中性物質:綿、羊毛、絹、ナイロン、レーヨン、アセテート、ポリプロピレン、通常の紙(ティッシュなど)
(中性のものは摩擦すると興奮性物質と同じ作用をきたします)
ハンドクリームなどでも実験されて、
皮膚に塗ると筋肉が硬くなりやすいもの→ニベア
反対に柔らかくなるもの→アトリックス
*へバーデン結節のある方に両者を塗り最初に痛みの生じていたところをつまむ実験で検証)
イヤーピースでは、ポリウレタン⭕️、シリコン❌
シャンプーでも同メーカーのものでも抑制性と興奮性を示すものがあったそうです。
シャンプーで洗った髪の毛一本でも皮膚に触れることで静電気が生じると。。
皮膚に直接接触するもので、
筋肉の硬さが違ってくるという事実が提示されました。
とりあえずハンドクリームは自分で人体実験してみます。
考えてもいなかった原因でもし痛みが生じているのでしたら、
今一度身につけたり、塗ったり、するものの性質を変えて試してみるということもありだということです。
自分に合うものを探すという地道なことをしなければならない時代にもなってきたということかもしれません。
あと静電気の除去方法として、
延長コードを利用する方法の説明がありました。
コンセントの左側がN(neutral)端子でアースにつながるそうです。
それを体が付着する面(ベッド上ならシーツ面)に
差し口面を付着させて固定すると良いそうです。
リビングダイニングでも活用できる様でしたが、
差し口面をどちらに向けたら良いかはっきり確認できなかったので、ベッド利用時だけしか適切な使い方はお伝えできません。
随分前にNHKでも大々的に取り上げられた腰痛などの認知療法的な疼痛対応ですが、
20年前よりも効果は強い薬がすぐに処方される傾向を感じます。
その薬ありき、精神的な原因ありきの流れに一つの小石を投げ込んだとされるお話でした。
小さな小石でも波紋が広がれば向こう側の岸辺に届くことがあります。
すぐにでもできる静電気除去をまずはしていこうと思います。
昔から下着は木綿100%は正しかった。
パンツのゴムは直接肌に触れない方が良いみたい。
自然の中で行うアーシングも大事です。