*サルコペニア予防*
中高年でなければ気にならないかもしれない単語です。
田舎で好き嫌いの多いお年寄り相手に、
四苦八苦していたときに出会った
リハビリテーション栄養学の横浜市大の若林秀隆先生。
今日はその若林先生ほか、東都大の佐藤敏子先生のお話を聞いてきました。
65歳ごろまではBMI22ぐらいが健康的に生活できる基準となりますが、
それ以降はBMI25ぐらいが長生きできてるめやすとのこと。
筋肉をつけるには、
タンパク質を取ることはもちろん、
必要な摂取カロリーの維持、
レジスタンス運動が必要です。
病気にならないと目を向けてもらえない動き続けるための身体のメンテナンス。
そのときになってからではすこしもとにもどすのがたいへんです。
おとしよりむけですが、
サルコペニアの簡単な振り分けになる診断基準が改正されました。
1.ふくらはぎの最大周囲の長さが、
男性なら34センチ、女性なら33センチ未満
2.握力-男性は28キロ、女性は18キロ未満
佐藤敏子先生は簡単に、
ペットボトルの蓋を開けられるかどうかを聞かれるそうです
できますか?
3.椅子からの立ち上がりテスト
5回するのに12秒以上なら陽性です。
これがもしどのお年でも引っかかるようでしたら、
一度今現在の食事内容や運動の質や量を、
振り返ってみてください。
介護する側もされる側も心して受け止めて、
自分がいつまでも動ける自由を、
堪能できるように。