自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

今から筋肉

今日は外へ出かけての仕事でした。

 

いつもとは違って看護士さんの介助が付きます。

 

いつも一人で診察対応していると、

器用貧乏的な流れが普通なので、

時折入る外でのお仕事がとても良い気分転換になっています。

 

介助が一つ入るだけでものすごく楽ちんになりますし、

疲労度が下がります。

 

一人でマイペースでやるのも良し、

時々介助付きで楽ちんに感謝しながらやるのも良しです。

 

 

さて診察する方々は大体65歳以上てっぺんは80代後半です。

 

少し、坂道を登ったところに集合です。

 

皆さん歩いて見えますから、なかなかの健脚ですし、

お元気です。

 

でも診察を始めて感じたことは、

いつも話題にしているたんぱく質不足=栄養不足=筋肉不足。

 

胸の音を聞こうとしますが、吸ってるのかはいてるのかわからないくらいの筋肉の動きのなさが目立ちました。

 

最後は具体的に、

「口笛吹くみたいにフーーーーってはいてみてください。」と指示を出さなければ自分では深呼吸しているつもりの浅い呼吸しかできていません。

 

あと胸まわりの筋肉がお年寄りになればなるほどもちろんですが、やせ細っていきます。

 

寒い時期はつらいだろうなと思いながら聴診器をあててきました。

 

年をとれば身体は壊れるものの前提です。

 

たとえトラブルが生じたとしても年なりのこととして納得させながら生きるのです。

 

もっと違う方法があるんだよ、それには食事をね、、、と話しかけても耳を傾けるのはよほどすぐには死ねない人ぐらいしか聞いてくれません。

 

そうみんな自分の自由に生きたいのです。

 

でも自由に生きて病気だらけになるのは私なら御免です。

 

なるべく自分の身体を大切にしながら、

生きていきたいです。

 

なので、毎日先日90歳のおばあちゃんから聞き出した筋トレを、

今日もみんなにお話ししました。

 

自分だけが健康であってもつまらないです。

 

みんなと最期まで笑いながら口から食事をとることができて、

一人で何とか身の回りのことできて楽しい時間を生きたいです。

 

明日も筋トレ必要そうな人見つけたらお話しします。

ぎっくり腰(軽症)の場合

ずいぶん前に海の上では救急車が出動できないよとお話しした

お父さんのことを覚えていらっしゃいますか?

 

その方がまたいらしゃっいました。

今度はぎっくり腰です。

 

でも普通に歩くことができます。

自分でシップだけは貼ったそうです。

 

「どうされましたか?」

「いや~、こちらに遊びに来るとなんだかトラブルんだよね。」

「何をしてどうなったの?」

「わらびとりの最中に足をずべらせて閉まってグキッとやってしまったのさ。」

「かなり強く転んだりしたんですか?」

「いいや、打ってはいないんだ。バランスを取ろうとしてやられた。」

 

でもあるけるし、しびれもないしで、

安静、固定、冷却の安定の三つの治療を施しました。

そのあとで以前ここに来たことがある方とわかり大笑いです。

 

関東の方です。

 

かなりのフットワークの軽さに驚いていると、

今は食餌療法もきちんとされ、

お酒も以前ほど飲まれていない様子です。

 

風邪の治りかけで無茶をしようとしていたあの釣りきち三郎さんはどこに行ったのでしょうか?

 

水分摂取のことも口酸っぱく言ったためか、

覚えてもらっていました。

 

今回おまけにつけて差し上げたのは、

タンパク質の必要量に関してと、

下肢筋トレのお話しをしました。

 

怪我や病気で再会することは、

普通はあまり楽しい事ではありませんが、

その機会を一期一会を思い今後の生活に役に立つ情報を仕入れる機会と思ってもらえたら怪我をしても、

残念な気持ちにはならないのではないかと勝手に思って、

御元気で~とさよならしました。

物忘れ外来への紹介

私は普段眼鏡をかけています。

時々外した場所を忘れて難儀することがあります。

今日もいつの間に挟まったのか、

2冊の本の間にはまり込んでいるのを発見しました。

見つからないとこまるので、

医院と自宅を何度も往復しました。

最後にはずした場所を覚えていたので助かりました。

 

最初はこんなくらいの物忘れで済んでいますが、

鍋の火のつけっぱなし、

お風呂の水のながしっぱなし、

いろいろな種類のぱなしが増えていきます。

自分でも気になるうちはいいのですけれど、

開き直ってもう歳のせいだからといい始めたら気を付けなければなりません。

自分ではもう気が付くことができなくなりますから、

ここからは家族が以前のお父さんお母さんとは違うと感じたら、

なるべく早めに物忘れ外来への受診をお勧めします。

いつものかかりつけ医の先生に紹介してもらうことで事はスムーズに流れます。

 

実際に脳の委縮を伴うものなのか否かを最初に確認しなければなりません。

物忘れ=認知症では必ず詩もない場合が隠れています。

例えばアルコールが好きな方が良く起こす脳内の慢性硬膜外血腫。

お酒を飲んで気持ちよくなって千鳥足。

その時に転んで頭を打ったりすると数か月たって物忘れや、

歩行障害などが起こります。

本人は酔っているので定かな記憶がありません。

アルコール好きな方は気を付けてくださいね。

さて話しをもとに戻しましょう。

今まだ物忘れなんて心配ないと思われる年代の方も聞いてください。

「いま、あなたは栄養のバランスの取れた食餌を取っていますか?」

「体から水分を搾り取る作用を起こすものばかりを飲んではいませんか?」

今からの準備が一番大事で、安上がりなのです。

病気になってからでは自分はもちろん、家族だってお手上げです。

物忘れ外来で記入する質問票を最後に上げますが、

こんなことを聴かれるような状態になる前に、

物忘れになる流れから逃げましょう。

しっかり身体の細胞に良い成分を与えるように、

過度のストレスに気を付けながら、

自分の身体の声に傾けてください。

栄養のことは散々かいてきました。

水、タンパク質、良い油(脂質)、炭水化物、ビタミン類。

材料不足であれば早くトラブルが生じてくると思いませんか?

気を付けましょう。

 

物忘れ質問票

□同じことを何回も話したり、尋ねたりする。

□出来事の前後関係がわからなくなる。

□服装など身の回りに無頓着になった。水道栓やドアを閉め忘れたり、あとかたずけがきちんとできなくなる。

□同時に二つの作業を行うと、一つを忘れる。

□薬を管理してきちんと内服することができない。

□以前はてきぱきできた家事や作業に手間取るようになった。

□計画を立てられない。

□複雑な話を理解できない。

□興味が薄れ、意欲がなくなり、趣味活動をやめた。

□前よりも怒りっぽくなったり、疑い深くなった。

痛風発作と自己流

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いつもは元気なお父さんが泣きっ面に蜂的な面持ちで見えました。

 

「何だか痛くてね。」

 

「どこがですか?」

 

「足。」

 

痛風じゃないかなと思って、我慢しようとしたけどできなかったよ。」

 

「まあ、それはそれは。」

 

教科書通りの赤味と腫れです。

 

でもなんとか歩けます。

 

「しばらくアルコールはお休みですね。

何かむりしませんでしたか?」

 

「山の散歩はいつも通りだし、ペンキ塗りしたぐらいかな?」

 

「ここ2,3日暑かったですけど、お水きちんと飲みながら仕事しました?」

 

「いいや、あんまりのまなかったなあ。」

 

「とりあえず、今日はシャワー浴で、アルコールは禁です。」

 

 

この方はいつもは優等生。

 

なぜか、

 

血液検査の前に節制(禁酒)して見えます。

 

先日たまたま抜き打ちで祭典後の検査をおこなってみたところ、

 

それはもう、大したものでした。

 

 

大量に飲むときと、節制しているときとメリハリつけているから大丈夫なんだと豪語されています。

 

でも寄る年波には勝てません。

 

今までの付けがまわったようおもいます。

 

自分自身の感覚で大丈夫だから大丈夫という認識が通用するのはせいぜい30代までです。

 

 

無茶をすればそれなりに身体のほうも痛みます。

 

でも、わかっているけどやめられないのが人間です。

 

だったらどうすればいいのでしょう?

 

田舎のほとんど隠居状態になった年代の方は、最初は友人との行き来もあり楽しくできるのですが、

 

それぞれ事情も出てき始めると、

 

二人暮らし、

独居と引きこもりがちになります。

 

はなから老人会の役員をするような外交的な性格であればいいのですが、

 

こんな風になりやすいお父さんは、

 

若いときに出稼ぎをして家族を養ってきた人が多いです。

 

居場所であるはずの家が居場所になり切れていない可能性があります。

 

ですからそこは何とか、

 

年甲斐がないなんで行ってないで、

 

出かけたりいろいろな地元の催し物に参加するしかありません。

 

他はやはりスマホを持つこと。

 

世界が変わるんだよーといっても耳を傾けてくれるのは50人に一人ぐらいです。

 

まだまだ安心と思っているうちに準備しなきゃ間に合わないんだよ―――と叫んだ日でした。

I always saw my cheerful father gotta with a bee-like look.



"It hurts somehow. 」



"Where is it? 」



Feet。 」



"I tried to put up with the thought of gout, but I couldn't. 」



"Well, that's it. 」



It is a red taste and swelling of the textbook street.



But I can walk somehow.



"Alcohol is closed for a while.

Didn't you do something? 」



"Walking in the mountains is as usual, and I painted it. 」



"It was hot for the last couple of days, but did you work while drinking water properly? 」



"No, not too much. 」



"For now, today is a shower bath and no alcohol. 」





This person is always an honor student.



Why,



I can see the abstinence before the blood test.



I tried to do a test after the festival at random surprise happened the other day,



It was much more than that.





It is boasted when drinking in large quantities and it is okay because it is sharp when I am abstaining.



But I can't win by clouded.



I think that it has been attached so far.



The recognition that it is safe because it is all right by the sense of oneself is acceptable until the thirties at most.





The body aches even more if reckless.



But I know that I can't stop being a man.



What should I do?



In the age when it was almost retired in the country, it is possible to have fun with the friend at first, too.



Each situation begins to come out,



Two people living,

They tend to be withdrawn from solitary.



I would like to have a diplomatic personality to be an officer of the old



Father, who is easy to become like this.



There are many people who have cultivated their families when they were young.



There is a possibility that the house where it is supposed to be a place is not cut off.



So there's something



I don't have a Shing, so why don't you go?



You can only go out and participate in a variety of local events.



The other is to have a smartphone still.



Even if the world changes, it is about one in 50 people to listen.



It was the day when I cried that I had to prepare while I thought that I was still safe.
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

コミュニケーション

今日は20年前から知り合いの方が亡くなられ、

お葬式がありました。

 

最近は息子さん夫婦と同居され、

ミニデイサービスにも欠かさず参加されてお会いすれば、

満面の笑みで迎えてもらえました。

 

でもここまで来るのには10年以上の年月がかかりました。

 

田舎のそれこそ昭和ヒトケタ世代です。

 

家につくし、舅姑につくし、夫につくし、

子供につくし、

つくし終えたときにはもう抜け殻状態です。

 

初めてお会いしたときは、

下から上までじーっと見られ値踏みをされている感じがしました。

 

家庭のトラブル盛り沢山ということは風のうわさで耳に入りました。

 

私がニコニコしているのが気に食わないという感じで、

つっけんどんな対応が続きました。

 

そんな感じが数年続きました。

 

最初お伺い方式で外来をおこなっていた私は、

そのかたの機嫌にふりまわされながら作業を行う羽目に陥りました。

 

ただ、それが変わったのが、

旦那さんが寝たきりになったとき。

 

急にやさしくなりました。

 

介護で大変なのに、

なぜか急にやさしくなりました。

 

旦那さんは豪快な方でした。

 

いろいろ苦労があったそうです。

 

でも最後に動けなくなって自分のもとに来てくれたとき、

おかあさんほっとしたのかなと思いました。

 

女性も自己表現がへたくそですが、

男性はそれ以上にへたくそです。

 

家族に関しては照れも入り、

荒い表現でしかコミュニケーションできません。

 

アルコールが入っていたらもうそんなことは不可能です。

 

それをえんえん何十年も続けてきてしまったのです。

 

今は人とつながる方法がたくさんできて、

ビジネスも教育も様変わりしてますが、

 

絶対に有難いと思うことは自己表現すべし、

カウンセリング受けてみよの時代になっていることです。

 

世界が広がり、自分だけが悩んでいるのではないことがわかり、

解決方法を提示してるHPが山とあり。

 

同じ趣味や、志を持つ人がいる場所を見つけることができます。

 

ただ、田舎はまだガラケーが主流です。

 

スマホを持とうよと声掛けしていますが、

 

70代はもう完全にあきらめていますし、

 

50代でも無理無理無理と逃げていきます。

 

でもまだ10年、30年生きねばならないのです。

 

自分の世界を広げていかなかったら、

 

 

どうするの?

 

 

私はお母さんから、

心の自由の大切さを教えてもらいました。

 

尽くしているのにわかってくれない家族。

 

誰にも相談できない環境。

 

生まれてくる時間が30年違うだけで、

世の中は様変わりです。

 

私はこれから今まで、

自分の心の中に留めておいたいろいろなことを、

ぶちまけていきます。

 

(あっ、もちろんプライバシ―保護には注意します。)

 

よろしくお願いしますね。

勝手に筋トレ

今日は嬉しいことがありました。

 

ずいぶん前に足がむくんで歩けない、どうにかしてくれ対応であった方です。

 

今日の足の運びは少し息切れは生じるもののとても軽やかでした。

 

「お母さん、今日はとても元気だね。」

 

「あのね、足のむくみ治った。」

 

「ええっー、どうやったらなおったの?」

 

「ふふっ、内緒。」

 

相手のほうが一枚うわてでした。

 

自宅で一人ソファに座りながら、

 

手前にフットレスト替わりの箱をおいて、

 

片足ずつ適当に(!)あげて動かしていたそうです。

 

一回上げたら5回数えて、反対の足を同様にを繰り返して。

 

何分くらいしていたのの問いかけには、

 

疲れたら休むということでした。

 

待合室でたまたま座っていた同年代のガールも加わり、

 

一緒に宝塚ならぬ高齢塚のグランドフィナーレ状態。

 

顔なしで見事な足さばきをアイフォンで保存して、

 

足のむくみ、歩けない、転びそうだの訴えの方に、

 

みてもらうことにしました。

 

早速一人目の方の反応は、

 

90代の方がやっていることなので、

 

70代の方の反応はやはり目つきが異なります。

 

「これなら私でもできる。」

 

その一言が出ました。

 

適当、簡単、治った。

 

この3つは最強です。

 

夏に向けての準備期間

今日も暑い一日でした。

 

でも朝夕は肌寒いのです。

 

先週の月曜日、火曜日は夏日でお天気も良いため、

 

地元のお年寄りの方は、畑仕事に精を出しました。

 

水曜日、木曜日と脱水やら、食欲低下など訴える方が見えました。

 

畑仕事に夢中になると、

 

自分自身の身体のこともふり返らずに、

 

10~20年前と同じ作業(労働量)を続けてしまうのです。

 

何度言ってもこの時期はいけません。

 

田んぼはもう田植えがおわりましたが、

 

畑は草むしりがありますし、

 

少し前までは山菜取りがありました。

 

山菜を食べるばかりの側が何を言ってるかと怒られそうですが、

山菜取りはたのしいのです。

 

その上おこずかいどころかかなりの利益も上げてくれます。

 

その結果無理をします。

 

今日も皮を綺麗に向いて水洗いしたみずという山菜をいただきました。

 

80代のお母さんですが、毎朝自転車で山の坂道をこいで、

出かけます。

 

サルも時々畑で見かけるそうです。

 

「このくらいの量なんともないよ。」と言われますが、

実際にこの山菜の皮むきをしたことのある私はうなってしまいます。

 

慣れもあるかもしれません。

 

でも大変です。

 

ふきやわらび、ぜんまいにしどけその他もろもろ。

 

美味しいけれど、食物繊維オンリー。

 

今の時期これがお腹を膨らませる主体です。

 

まず肉や魚や卵などのタンパク質を先にたべてねー。

 

そのあとに野菜や山菜食べようね。

 

ご飯はそのあとにしようか。

 

などしつこくならない程度にお話しします。

 

食事内容もあっさりですが、

 

連休で遊び疲れた後の仕事で過労傾向になり、

 

風邪をひく方がちらほら。

 

今の風邪はしっかり休んで食事も注意しないと、

なかなか治りません。

 

昼動くと汗ばむ時期です。

 

衣類も薄着になってきていますが、

朝夕が寒かったり、冷房が入っていたり、

体温調節が難しいのです。

 

どうかどんな状況でも対応できる衣類でいてください。

 

寒いなと思ったら一枚上に。

 

あと、朝方の咳や就寝時の空咳はこじらせ模様なので、

このくらいと甘くみないで医療機関に行かれますようお願いします。

 

夏になるとますます治りにくい環境が出来上がります。

 

いま時間がもったいないと思われるかもしれませんが、

きちんと治していかないと夏が使い物になりません。

 

あと水分を十分には基本です。

 

痰は粘つくとせき込みがつらくなります。

 

同じことを何度言っても、

無理をする人は後を絶ちません。

 

大丈夫が前提だから仕方ありませんが、

10年前とは異なること意識して、

もう少し体をいたわるようにしてください。