自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

インフルエンザ再流行?

クロッカスの黄色と紫色のはなが見ごろとなりました。

川辺の猫柳も銀色です。

 

朝夕が、まだまだ寒いのと3月の行事で忙しいのとで、

インフルエンザが再び増えてきています。

 

卒業式を控えて昨日から38度台という男の子たちが二人。

家族は何とか写真を撮る時だけでもと願っていますが、

「基本自宅安静です。

 インフルエンザに罹った人は感染源となります。」

と説明するしか仕方ありません。

 

今からの流行だと来期のワクチンの心配が少し。

 

2016-2017のワクチン株は昨年2月頃まで流行したウイルスの中から選択されるそうです。

 

5月頃からワクチンは製造されて10月にやっと間に合う自転車操業

 

3月以降に大きなウイルスの変異が起こると、流行する株とワクチン製造に使用した株とでずれが起こりやすくなるそうです。

 

これから再流行となると変異を起こしやすいかもしれません。

 

去年から今年にかけてのワクチン接種した人は、大当たりでした。

 

インフルエンザに残念ながら罹った場合でも、

日常の体調管理をしっかりされていた方は、

それほど高熱もでず、少し身体がだるくなったり、

頭痛がしたりと症状が軽くて済みました。

 

子供たちはしっかり休めばすぐに元気になりますが、

お年寄りは、きちんと水分が普段から飲めているか、

飲み込むことに問題がないかどうかで、

高熱を出した場合は違ってきます。

 

昨夕から38度台の熱発が見られたおばあちゃんは、

水分をごくごく飲むことができません。

 

病気のために、誤嚥しやすく、いつもは葛湯状態の水分を取られています。

 

38度台が二日続くとかなりのダメージが起こりやすいです。

 

不整脈(心房細動)や、

脳梗塞による後遺症がある方(特に嚥下障害)は、

解熱剤で熱を下げるだけで、

水分を十分に取れないと脱水が進み二次的トラブルを起こしてきます。

 

熱を下げても、経口で水分を十分に取れない場合は、

点滴による水分補給が必要です。

 

前に書いた何でもない教のおじさんも動けなくなってから、

高熱確認されてました。

 

自分から異常や具合の悪さを訴えられない方の体温測定は、

意外と大切です。

 

体温計救急箱に1本入ってますか?