高校生ぐらいの若い子たちが、
インフルエンザの流行の中心になっています。
毎日に近い、夜遅くまでの部活動や、塾通いで、
見た目以上に身体が疲れ切っている彼らです。
でも治るのも早いです。
若いから。
それに比べて、朝早くの弁当作りに、
きりがない家事一般担当のお母さんが、
インフルエンザにかかると一家全滅しやすいです。
若い世代はイクメンという言葉があるくらいですから、
奥さんが具合悪い時は食事の準備や、洗濯掃除はお茶の子さいさいでしょう。
しかし、まだ高校生の子供をもつ両親の世代では、
イクメンの存在はまれです。
熱があるけど、食事の準備。
なかなか治らないだけでなく、
安静にできませんから二次感染を起こしてきます。
ひどい場合には肺炎になる場合もあります。
このぐらい大丈夫と思って無理していると、
身体は具合の悪い状態にどんどん慣れてしまいます。
勇気のあるお母さんは、コンビニ、スーパーのお惣菜を
買ってきてって言えるかもしれません。
どうしても寝込めない場合、子供さんがインフルエンザにかかり、治療受けるときに、
一緒に抗ウイルス薬を予防投与してもらうことです。
心配の通りうつっていたとしても、
多少インフルエンザ症状がみられますが、
軽い症状で抑えられます。
もちろん周りに助けてくれる人がいるのであれば、
身体の免疫機能増強のために、
発熱する時間を取ることも可能です。
熱が下がってからも
二日三日発熱が続いたあとは、食欲が落ちたり、
だるさが残ったりするため病後の安静が必要です。
インフルエンザにかからないようにする予防をしっかりしても、
不可抗力でうつる場合がほとんどですから、
もう具合が悪くなること前提に、
安静を取り、二次感染を避けるしかありません。