自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

片頭痛には水分摂取と白鳥の湖体操(肩甲骨剥がし)?

3連休の初日に当番が当たりました。

いいんです。

後の二日ゆっくり休めるから。。。

さてこの当番の日に見えた患者さんたちの傾向は、

脱水による諸症状でした。

 

今年のものすごい夏の間はとにかくお水をふんだんに飲まれていました。

飲まなきゃ倒れます。

でも9月の中旬過ぎてから少しずつ涼しくなってきて、

喉の渇きもそれほどでなくなってきました。

 

私の担当する患者さんには多分耳だこ(になっていて欲しい)の、

水分補給。

ノンカフェイン、常温、1日1.5L。

 

そのハードルが高い季節になったのです。

 

片頭痛の症状には、

通常の鎮痛剤は効きません。

 

 

特別な片頭痛専用のお薬があるのです。

あまりに症状のひどい方には予防薬も存在する時代です。

でもなぜか情報が行き渡らない現実です。

片頭痛神経内科の先生が担当されていることが多いです。

もし今困っていらしたら、

神経内科の扉を叩いてください。

 

今は大丈夫だけど片頭痛持ちと言われる方は、

ちょっときつめですが次のことに注意してみてください。

 

薬ですぐに治る症状ですが、

色々な事情でご自分の体や普段の生活習慣を蔑ろにされていることが多いように感じます。

ご自身では蔑ろにしていると思われていない。

普通の生活と思われています。

 

お水の代わりに、

美味しい煎茶やコーヒー、紅茶を常に飲まれる。(カフェイン入りの美味しいものばかりです)とか

仕事が忙しくて(デスクワークで運動不足のことが多い)肩こりがひどいとか、

たまたま寝不足が続いたとか。

 

一つ一つは大したことありません。

でもこれが三つ巴になってくるとズキンズキンが始まります。

 

もう今まさに片頭痛の状態でしたら、

お薬に助けてもらいましょう。

痛みがあるのに無理をすると血圧が上昇していいことありません。

 

症状が落ち着いたら、

仕事や何かを言い訳せずにまずは3つのことをしてみましょう。

1、水分(ノンカフェイン、常温、1日1.5L)をちびちび1日かけて飲む。

2、姿勢を良くして仕事をする。

肩こり予防の運動(白鳥の湖の踊りのように手を動かす、

もしくは肩甲骨剥がしの動きを行う)をする。

肩〜上腕領域を冷やさないように注意。

3、体が温まる食事をとる。(タンパク質、ビタミン、ミネラルをバランスよくしっかり)

 

本当はもっとたくさん聞いて欲しいことがあります。

でもお忙しい皆さんをここに足止めするわけにもいきません。

まずはいまの生活の中に取り入れることができる、

小さなことで確実にできることからやってみて欲しいです。

 

いつの間にか痛くなる回数が減っていくと思います。

 

(実は大昔片頭痛で悩んでいた私でした。)

 

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