コンビニのセルフコーヒー美味しいですね。
でも手軽であるために何杯も飲んでしまうことはありませんか?
コーヒーには覚せい作用や利尿作用があり(主にカフェインによる作用)、
薬理作用のある飲み物ですから取りすぎると副作用が起こります。
たとえば眠気を減らし集中力を高めるという効果がありますが、
取りすぎると頭痛、動悸、不安、不眠、嘔吐、下痢など。
妊娠中の方では流産のリスク、胎児の発育障害など。
日本では安全にとることのできるカフェインの量は取り決められていませんが、
欧州では欧州食品安全機関(EFSA)が次のように提示しています。
成人:一回3mg/kgまで一日に5.7mg/kg
小児~青年:一日に3mg/kgまで
妊婦・授乳婦:一日200mgまで
体重40㎏の人は一回120mg、一日量228mg
体重60kgの人は一回180mg、一日量342mg
インスタントコーヒー粉末2グラムはカフェインを60mg含有しています。
2グラムを100mlで溶解した場合。
体重40㎏の人は一回量200ml、一日量約300ml
体重60kgの人は一回量300ml、一日量約500ml
コーヒーだけではありません。
煎茶や紅茶やウーロン茶にも20~30mg/100ml当たり含まれています。
玉露は100mlに160mgも含んでいます。
高カカオチョコレートにも100gあたり68~120mg
缶コーヒー(ショート缶)一本当たり100~150mg
エナジードリンク一本当たり22~142mg
コーラにも100ml当たり10~19mg
嗜好品といわれるもの手にされるときは一度成分表を見るくせを付けてくださいね。
知らないうちに体調不良をきたしている原因が思わぬものである場合があるかもしれません。
コンビニのコーヒーが美味しくて何度も足を運ぶというお父さんのお話からのお節介でした。
美味しいコーヒー大切に味わいましょう!