自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

身近な健康格差?

 

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テレビの番組では必ず健康のことが取り上げられています。

 

とても興味深い内容のこともありますが、

全部追ってみているわけにはいきません。

それにテレビで取り上げるのは飛びぬけたものだけ。

全体を見渡して個別対応の考えとは少し異なります。

 

さて今日感じたこと:健康格差➡健康を維持するためのあり方の違いについてです。

血圧が高い人や糖尿病で毎月検査をする必要な人は、

いやいやながらも診察を月に一度通院しなければなりません。。

せっかく受診したのですからこちらも少しは為にならねばと情報提供していきます。

 

毎月だと年12回。

 

二か月おきでは6回。

 

家族が(本当はいけないのですが本人の代わりにきてしまう)来て本人と会えるのは数か月に一回では年に2,3回。

(現在は本人に来ていただくことにしての対応に強制変化しました。(汗))

 

さてこの回数の違いでどんなことが起こってきたでしょうか?

 

 

 

毎回診察室で叫ぶ水分補給。

栄養の確保(タンパク質、ミネラル、etc)

 

同じことばかり言ってもと思いながら別の内容に着手すると、

かならずや基本の健康管理、体調管理ができないがために具合が悪くなって見える方が増えるのです。

 

診察室ではお利口さんに聞いていても、

外にいっぽ出てしまえば馬耳東風。

 

一度大病されたことのある人は案外まじめに聞いてきちんと行動してくれます。

 

さてここ数年の診察室での流れしか見ていませんが、

少しずつ年数を経るにしたがって違いがあらわになってきています。

 

 

2年前は同じくらいの物忘れであっても、

毎月見える方は異常があれば早めに専門に紹介し精査していくことができます。

(基本疾患がなければ通院しなくてよいのですが、

そこがアダになりやすいのです。)

 

2か月に一度の元気なひと。

大丈夫だと言ってたあの人今年のなつの暑さに倒れていました。

(事後報でありました。)

 

さて年に2,3回しか会えないかたは?

物忘れが進み専門紹介になるケースが案外見られています。

 

慣れ親しんだ刺激のないところにいたほうが本人は安心なので、

年長者の意見を大事にするご家庭ほど早期発見ができない場合があります。

 

認知症であったとしてもそれが本人の意向なのであればそれでよしとするご家族も存在されるでしょう。

 

 

自分の身体ぐらいわかるさと言ってる元気でまだ若いあなた。

 

 

基本の体調管理がわかりさえすれば病気をむやみやたらと恐れる必要はありません。

 

不安を抱えながら無理をしていると、

ある程度の年齢になったときに方向性を見失い良かれと思うことに手を伸ばしては全体像を見定めることができないまま自己流で過ごしてしまいます。

 

毎年でなくても定期的な健診を受けて異常や、

違和感を感じた場合には早めに医療機関に相談してください。

 

元気なのになんできたのと言われたときのために、

心配していることや希望している検査等書いたメモなど持参すると喜ばれると思いますよ。

 

寒くなります。

 

暖房にヒートテック下着、ともすると電気毛布。

(薪ストーブも隠れた脱水犯人です)

 

あたたかくすごすことばかりに注意がむき、

少しずつ身体が渇いていくことを忘れがちです。

 

 

自分の身体が一つのお花であると考えて、

毎日ある程度(1.5リットル)のノンカフェインの水分をあげてくださいね。

 

 

まずはここから始めましょう。