県福祉課からの連絡網でヘルパンギーナ警報の発令がありました。
人口密集地での発生が三桁であると。
この暑さの中で免疫能低下している人達がいつもより多く存在する可能性が高いことを含めて早めの予防の声掛けです。
ヘルパンギーナとは?
・発熱(突然の38~40℃台)とのどの痛みで発症します。
・口腔内の粘膜に現れる水疱性発疹が特徴です。
水疱は破れ痛みを伴います。
食事が取れにくく脱水時に熱発すると熱性けいれんを起こす場合もあります。
(のどちんこ(口蓋垂)の周辺が赤く水疱がぷくぷくと存在していることが多いです。)
・2~4日で解熱し、自然に軽快することが多いですが、
まれに髄膜炎、急性心筋炎などを合併することがあります。
・夏季に流行。(いわゆる夏風邪)
・6月頃から増加し、7~8月にかけてのピークを迎えることが多い。
・5歳くらいまでの乳幼児がかかりやすいです。
(過労で弱っている成人が感染した子と接触(かなり密な)すると感染します。)
・のどの痛みで食事や水分が取れにくくなります。そのため、脱水に注意しなければなりません。
柔らかく飲みこみやすい、刺激の少ないものを取るよう心がけましょう。
予防はどうすればいいの?
・経口と飛沫により感染するため、うがいと手洗いをしっかりする。
(咳やくしゃみなどによる飛沫感染、患者の手についたウイルスが飲食物を介して経口感染します。
回復後も2~4週間もの間便の中にウイルスが排出されることがあるため、トイレやおむつ交換のあとの手洗いをしっかりしましょう。
特にトイレの後、調理や食事の前には十分な手洗いをしましょう。
涼しくなるお盆すぎまで気が抜けないですね。
子供から子の病気をもらう可能性のある大人も、
体調管理(食事の栄養バランス、脱水予防、ストレス解消もろもろ)
夜更かし、飲みすぎ、無理しすぎに注意しましょう。