12月になりました。
目についた断捨離するべき本を並べていたところ、
「思考のすごい力」が出てきました。
- 作者: ブルース・リプトン,西尾香苗
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2009/01/20
- メディア: 単行本
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普段は現実的なことばかりの説明で終わりますが、
現実レベルでしっかりやることやっていても、
病気やトラブルや起こる時は起きてしまいます。
その上に精神的なダメージが加わってしまうと、
一気に階段を転げ落ちるように墜落してしまいます。
燃え尽き症候群はこれに当てはまる事例だと思います。
燃え付きやすい原因としては、
自分さえ頑張ればなんとかなる症候群でもあると思います。
若いときならいざ知らず、
子育て中だったり、
不幸が続いたりしたときはホルモンの状態も普通ではありませんから、
無理をしてはいけません。
でもかいてる当人はやってしまったんですよね。
反省も込めての記述になります。
思考=心の持ち方=あり方になると思います。
いま絶賛人気上昇中のこころやさんの担当領域ですが、
こちらをしっかり安定ラインにもっていられる方は、
本当に幸せです。
家庭内ではこれをやったら認めるからいつも全力だして頑張れコールばかりでなく、
ありのままの存在でOKで困ったらいつでも助けるよサインがある家庭なら自身の軸が持てるあり方がはぐくまれると思います。
その人なりの時期があると慰めの言葉をいただきますが、
やはり家庭環境は幸せな方が幸せです。(当たり前ですが)
さて話がかなりずれましたが、
なぜに思考のすごい力なのか。
大学病院勤務中に見聞きした症例の中に、
末期の癌であったけれども、
奇跡的に回復された女性のお話がありました。
本当に不思議な事例として紹介されたことを今でも覚えています。
かなり時期がたっていますからいまの時代では珍しいことではないのかもしれません。
パラレルワールドという文言があります。
自分の思考がいろいろなレベルの現実を作り出す(という風にとらえていましたが。。。)
ここでこの方の名前をあげると似つかわしくないかもしれませんが、
心屋さん始め、斎藤一人さんなど言われていることは、
すべて心のあり方。
現実は今まで身に着けてきた目の詰まったフィルターみたいなものだから、
今まさに目の前で起きている現実をありのままにとらえることができないことが多いという説明。
自分の苦手な部分はとくに、
反射的に感情がわいてきてしまいますから、
自分がなぜこの感情を感じたのかまで考えるすきもなく、
その感情にとらわれて行動をしてしまいます。
切り替えをその都度して、
人生のあり方を望むルートに向けて軌道修正しなければ、
風にたなびく柳の葉の如しの人生になってしまうのです。
頭ではわかっていたけど、
この本を購入したころもわかっていたつもりでいたけど、
体感できたのは、
苦労の山々を乗り越えてからという平凡な成り行き。
体験、経験せずに、
本の内容をじっくり味わって体感できるのでしたら、
苦労するであろう時を有益な行動の時に変えることができます。
病気から意識をなるべく遠ざけること。
この病気が治ったらどうしたいか楽しく未来予測して準備すること。
大事なあり方です。
病気だけでなく、
ナチスドイツ下の収容所に送り込まれたけれど、
生き延びたときの自分の姿をイメージしてそのあり方を全世界に発信したヴィクトールフランクルも精神力の強さは半端ないレベルですがされていることは同じです。
希求するエネルギーの違い、
のっぴきならないところにいるのか、
ぬるま湯の中なのかでも違ってくるでしょう。
その時は大変なところ(居心地の悪いところや、居場所が用意されていないところ)にいるとしても、
行動するエネルギー源になるべく場所であり、
ぬるま湯の中で動かないまま終わるかもしれない未来よりはいいのです。
今現在大変でもその先に何があるかは自分次第。
雨雲の上にはいつも太陽がいるのだと思いながら、
降り積もるだろう雪の中かえってきました。