一昨日は父の整形外来受診日。
昨日は年末年始に向けての外泊練習を行いました。
車いすでの移動ですが、
移動ちゅうの車内では普通に座席に座り、
シートベルトを巻いての乗車になりました。
(3か月間のリハビリのたまものです。)
整形では圧迫骨折の部分は発症時と比べ、
特に悪化していないこと。
痛みが消失したことなどから、
病院レベルでの対応は終わりである事を告げられました。
骨粗しょう症の治療の必要性と、
一年以内に再発する可能性(転倒すれば必ず骨折しますよ状態)がある事をしっかり叩き込まれての帰宅(リハ病院へ)となりました。
介護タクシーの運転手さんに移動をお願いして先回りをしての運転ですが、
ことの運びが下手なのかいつも後手に回ります。
やっと後ろについたかと思えば信号機がちょうど赤になってしまったりなんだかなー状態が続きます。
指示は出してきたけれど介護は初心者状態です。
事故らないこと第一に行動するべしとお任せすることが一番です。
さてその次の日の外泊練習。
病院から自宅までの移動のち、
車いすで自宅まで移動する際の障害がないかどうか。
玄関までのスロープが昔ながらの模様の入りの石畳。
当日は雪の日ではありませんから、
ごつごつ引っかかりながらもなんとか移動できましたが、
二人がかりで時々車輪の方向を変えなければなりませんでした。
雪の日の場合介護者の足元が不安定になりやすいことを注意されました。
(滑らない長靴で頑張ろうと思います。)
次は入口かまち。
ここも二人がかりで持ち上げる必要がありますが大丈夫。
介護室と化した唯一広々と使える茶の間へは難ということもなく普通に入ることができました。
さて次はベッドの位置と高さの確認、
ポータブルトイレの位置と高さの確認。
車いすからベッドへ移乗する動作の確認。
ベッドからポータブルトイレへの移動の確認。
テレビの起き場所の指示(父から)
後は在宅中父が移動する範囲の測定。
(入口→廊下→茶の間→ベッド)
アッというまに一時間半は過ぎて、
車いすへ再びうつり操作の練習を私が受けていると、
「さあ、もうそろそろ帰るか。」と一言。
住めば都というのはこういうことなのだなと思いました。
自宅へ何度も帰りたいといっていたはずなのに、
いざ帰ってみれば頼りにならない娘一人と向き合うよりは、
同じ境遇の仲間のいる(あんまりうまくコミュニケーション取れているようには見えないけれど)ところがいいのです。
周りで誰かの声が聞こえて、
声掛けしてくれて、
介助もしてくれる病院がいいのでした。
(寂しくないですからね)
私はできるだけのことするしかないです。
張り切りすぎてドット疲れた二日間でした。
父に生じる変化をこちらも緩やかに受け入れていくしかありません。
ただ昔と違って仕事第一ではない環境にしたことで、
こちらもその変化に対して冷静に反応することができました。
(そうでなければピナツボ火山の大爆発です。)