自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

リハビリ病院での下肢筋トレ

いつもより早めに父の入院している病院につきました。

 

食堂で皆さん集まりお茶をしていました。

 

が、

 

その時間帯は筋トレのアナウンスも流れ、

頑張る方は個別にしっかりとしたバーに捕まり、

ひざの屈伸運動をよろよろしながらされています。

 

大きなアナウンス放送の声が病棟に響きます。

 

「32回、33回、、、、、、、50回。」

 

皆さんよろよろしながら50回も屈伸運動を毎日しています。

 

もちろん父はその場にはおらず、

ベッドからロビーに車いすで移動中のことでした。

 

若い人達のダイエットやお尻の形をよくするための筋トレ内容と同じなのですが、

年代が違えばこれほどまでにも、

か弱くか細くなってしまうのかと思えるリハビリの現場でした。

 

病棟に入る条件は、病気であることです。

 

病気を治そうと努力をたくさんされています。

 

でも既に筋肉がかなりやせ落ちてしまった骨格筋減少症状態。

(サルコぺニア)

 

筋肉を付けていくにはそれなりの蛋白質の量も必要になってきますが、

食事摂取量は年々減少傾向にあります。

 

それならばどうすればよいのか。

 

筋肉も骨も大事です。

 

若いころに作りあげた体格を基本として徐々に筋肉や骨がやせたり、もろくなったりするのですからある程度鍛えて身に着けておかないとやせ細るばっかりなのです。

 

努力さえ続ければ筋肉も骨もある程度の負荷(体重、運動等)をかけると、

強く丈夫になります。

 

三浦雄一郎さんみたいな筋トレが最適なのでしょうけれど、

あのレベルをできる人は一般人レベルにはいないと思います。

 

でも今は筋肉つけつつダイエットのライザップもありますから、

そのようなジムで筋トレを指導してもらえば一番その人にあう筋トレの内容を教えてもらえるのかもしれません。

 

現代は先のことまで考える余裕が仕事に追われていたりするとあまりありません。

 

壊れない限り動き続ける機械が中心になって指令を出しているからです。

 

残業しないで早く帰って美味しいごはんを食べましょう。

 

気分転換や運動を楽しむ時間を持ちましょう。

 

食事や日常生活の流れなどが体を健康に保つ方向とは真逆に進んでいるよう感じます。

 

若いときに楽しんだのだからいいのかもしれません。

 

自業自得かもしれません。

 

もう少し身体のことを考えていかないと後半の人生を楽しく過ごしていけません。

 

あのよろよろとした屈伸をみたとき、

筋トレはご飯と同じくらい大事だと思いました。