午後8時ごろに出先のスーパーマーケットで見かけた女性の買い物はクリームパンとヨーグリーナ一本。
「8時過ぎたからダイエット気にしてかな?」
「あれだけだと朝までにお腹すかないかな?」
「糖質メインで、タンパク質が少ないな?」
いろいろ心の中で押し問答していました。
仕事疲れで食べる気力もないときに選びそうなメニューです。
ブラック企業レベルの職場での私のメニューはもっとひどかった。
インスタントカップ麺(大盛り)をやはり食べまくりアッという間にころころになりました。
でも夕食を食べる機会を逃すと売店にあるのはカップ麺。
お腹が減っては戦にならないととにかく食べて力を付けているつもりでした。
糖尿病の病棟を研修しているときに改めて食事の大切さを認識する意識レベルの低さです。
子育て中に料理を作ることで手順や、
組み合わせ、バランスなど真剣に考えさせられました。
その当時はかちこち母さんであったため、手作り頑張りました。
子供の授業参観の時に、
「変わった料理をたくさん作ってありがとう。」
訴えに近い感謝の言葉をいただきました。
夫が糖尿病素因があったため、
とにかく野菜やキノコをふんだんに食べさせたく入れまくり、
「普通のカレーがいいです。」と拒絶されました。
他にはまったのはチーズケーキ作り。
材料をミキサーにガ―ッとかけて焼くだけです。
好評でしたが、肥満を作りだしました。
簡単にできるため十分相手をしてあげられない引け目から、
かなりの数を作りました。
これを食べたら太るのに、作りたい。
頭の中では甘いもの=ご褒美というレールが出来上がっています。
中毒性のある砂糖こそが体調不良の原因と言われている方もいらっしゃるのに。
知らないで自分のイメージだけで子育て期間突き進んできてしまいました。
インターネットで検索してみるべきでした。
しかし反対に今は選択肢が無数にあり、
便利なようでいて好きなもの、好きなことばかりする傾向が生じます。
一度ご自分の食べているものについて検索してみてください。
一昔前のそれしか食べられないという時代の食事よりもバランスが失われ、栄養不足になっている現実が見えてくると思います。
見た目、味のみが重視され、
根幹の栄養があまり大事にされていません。
仕事との関連で時間の余裕がない人にとって、
毎日とる食事の栄養バランスは問題含みです。