自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

家庭用品などによる子供の誤飲事故

前回に引き続き少しお堅い情報から、

子供の誤飲の事故についてです。

 

6~11か月の年齢層が一番事故を起こしやすいそうです。

 

次は12~17か月。

 

誤飲の時に注意が必要なものの順番です。

 

一番の原因はタバコです。

 

慌てて何かを飲ませたりするとかえってニコチン中毒を起こしてしまう恐れがあります。

 

缶コーヒーを灰皿代わりにしておいて(車内のドリンクホルダー)、知らずに子供が飲んでしまうという報告がありました。

 

2番目は医薬品。小さくて、丸くてきれいな色ならなおさら、

子供には魅力的です。

 

薬理作用で思わぬ症状を引き起こします。

 

3番目は電池。おもちゃについている電池など今は小型に薄型。

いろいろな形状がありますが、消化管に穴が開く恐れがあります。

 

4番目は磁石。これも一つだけならスルーして出てくるのを待て

ばよいのですが、複数個飲んでいたりすると消化管に穴が開く

恐れあり。

 

5番目は装飾品。 

塗料に鉛を使用しているものなどを飲み込み、

死亡した例があるそうです。

 

6番目は洗剤。

かなり前から見られるパック型の洗剤は、

中身が濃縮タイプで通常の洗剤よりも誤飲の時の危険性が増すそうです。

 

後に続くのは硬貨、食品類(こんにゃくゼリー)、化粧品、玩具など。

 

(*玩具による気道の閉塞事故などが起こっています。)

 

いくら家族が注意していても、

ヒヤリハットはいつでも起こりえます。

 

基本ラインとして、

小さな子供さんのいる家庭では、

子供の目につくところ手に届く範囲には、

子供の口に入る大きさのものは置かないようにすることが必要です。

 

 

 

・化学物質安全対策室のHP(厚生労働省

http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/seikatu/kagaku/index.html

 

・子供に安全をプレゼントー事故防止支援サイト(国立保健医療科学院

http://www.niph.go.jp/soshiki/shogai/jikoboshi/index.html

 

・家庭用品等による急性中毒などの情報(公益財団法人 日本中毒情報センター)

http://www.j-poison-ic.or.jp/homepage.nsf