自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

夏のアクセサリーによる皮膚炎および裂創

だんだんと夏日が増えてきました。

 

先日まじまじと何種類もの若い女性用の雑誌を見る機会がありました。

 

今の流行はストレートロング。(いい方自体古いかも)

 

それに合わせるかのように、

イヤリングやピアスも長くゆらゆら風になびいて、

女らしさを際立たせるものが流行っています。

 

写真に載っているようなファッションが安全に(?)できる空間は、

広く爽やかお日様いっぱいという感じです。

 

なぜなら良い環境下では素敵なアクセサリーであっても、

別のところでは身体を傷つける危険なものに変身してしまう可

能性があるからです。

 

ずいぶん前に宮沢りえさんも長いピアスを付けて移動中に、

に引っかかり耳たぶが血だらけになったことがあるとお話しされていたことが記憶に残っています。

 

ピアスだけでなく、ずいぶんと昔の女優さんが、

長ーい長ーいスカーフを首に巻いてオープンカーに乗られ、

ドライブ中にスカーフがタイヤに巻き込まれて死亡してしまったという昔話も存在します。

 

実用性とファッション性。

 

長くてゆらゆらするものは女性らしくやさしげで素敵です。

 

相反してしまうものですが、

身につける際には想定外のことも起こりうる場合もあるとして

ファッションは楽しまれるように願ってます。

 

なぜこんな話をするのかというと、

家庭用品による皮膚障害という記事で、一番目に上げられてい

たものが装飾品であったからです。

 

夏の素肌に素敵なアクセサリーを選ぶ若い人達が増えるでしょう。

 

夏の肌はいろいろとお化粧でも紫外線予防のクリームや乳液が追加されます。

 

皮膚科の先生言わく、

紫外線予防のクリーム(防水)は肌にとってはセメントのような存在。

 

毎日紫外線予防のクリームを塗り、夜には専用の洗顔クリームを使う。

 

ただそれだけで皮膚バリアは壊されトラブルを生じやすくなります。

 

そこにまた紫外線。

 

紫外線が加わることで、皮膚に塗られたクリーム等は変化して

皮膚アレルギーの症状を起こしてくるようになります。

 

そしてそこに装飾品(金属)。

 

実は夏の素肌は危険でいっぱいなのです。

 

どうしてもトラブルが起こりやすい状態を懸念しての書き込みなるため鬱陶しいのですが、

綺麗で若さにあふれる肌が、

ちょっとした知識があれば防ぐことのできたトラブルで、

炎症による赤みや吹き出物で埋め尽くされては悲しいではないですか。

 

身体の中からは栄養補充しながら、

外からの外敵はその時々に防いでいく。

 

基本の基本においてください。

 

ちなみに皮膚炎のほかの原因としては(装飾品のほか)

 

ゴム、ビニール手袋

時計(ニッケル、コバルト、金のアレルギー反応示す例が多い)

めがね、

下着

時計バンド、スポーツ用品(ウェットスーツ)

靴下、足袋、ベルト

革靴、履物、洗剤、工芸用レンジ、楽器、ビューラー等でした。