自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

自分は大丈夫が前提

今日も寝た子を起こさないようにしつつ、

トラブル満載の方が見えました。

 

出稼ぎの方です。

血糖の検査をしなければならない為、

自宅から離れたところでも定期的に血液検査が必要です。

 

薬はキチンと内服できるし、

以前から話した水分大丈夫と思ってた矢先です。

 

この方にもタンパク質のお話しを聞くため毎日の食事内容を、

聞いてみました。

 

するとあれ?あれれ~。

 

糖尿病のお薬朝に内服なのに、朝ごはんは食べてなーい。

 

血糖下げるためのおくすりなんだよ~。

 

「冷や汗かいたり、眠くなったりしないですか?」

「うーん、そんなことはなかったですよ。」

「朝本当に何もたべないんですか?」

「コーヒーは一杯飲むけどね。」

「砂糖はどのくらいいれます?」

「スプーンで3杯かな。」

 

あっ、この多めの砂糖で救われていたんだと思いました。

 

お仕事前には食欲がなくて、

朝10時ごろ、夕方6時の二食。

 

血糖下げるお薬は一日三回。

 

どうやって今までいらしたのか。

 

御本人はケロッとしていらっしゃいますが、

よくぞ低血糖発作を起こさずに今まで生きていらしたと思いました。

 

やはり日常生活の流れは聞いてみるものです。

 

この方はまだ遠方からいらしてるので、

素直に聞き入れてくれた部分があります。

 

身近な方はまず、食事について質問すると、

楽しい食事にまでいろいろケチをつけられるといわんばかりに、抵抗を示されます。

 

特に、間食、揚げ物、お酒、喫煙。

 

人間は欲望には弱い生き物です。

 

この4つは一番その証明です。

 

一つ一つ取り上げて話しを進めますが、

今まで元気できたのだから大丈夫なのだと馬耳東風。

 

でも明らかに下肢筋力の低下はある方には、

タンパク質を毎日意識して取るように(必要量を計算して)お話しいたします。

 

特に今日の方は変な咳もされていて、

聞き出したら喫煙陽性でした。

 

梅雨の時期までに変な咳は落ち着かせていないと、

喘息様の症状が疲れたときに現れます。

 

こんな時はステロイドと気管支拡張剤の合剤が効果的です。

それよりも、食事内容が悲しいものでした。

やさしい助手さんに懇切丁寧に説明してもらうようお時間頂きました。

半年こちらにいる間に自己管理少しでもできるようになってほしいです。