春なのに楽しくできないときは誰だってあります。
今でこそ笑う門には福が来るを連呼して、自ら笑いを提供しながら仕事ができていますが、
家族が亡くなったときは、一年ぐらいは夕方になると動悸がしたり、「こりゃパニックだな。」と自分で診断して薬を考えたりしました。
今日は、やはり眠れないといわれて見えたお母さんの相談です。
数年前までおじいさんにつくして、畑仕事も何もかも頑張っていました。
おじいさんが病に倒れ、自宅で亡くなるまで介護も頑張りました。
つい最近まで姪っ子さんと一緒に住まわれていましたが、
事情により一人暮らしに。
「デイサービスいかない?みんな最初は嫌だっていうけど、
通い慣れると楽しくて待ち遠しくて全然表情が変わってくるんだよ。」
「いいや、まだいかない。親戚の嫁さんが心配して毎日顔出し生きてくれるから大丈夫。」
「何か困ってることない?少し体重減っているけど。」
「実は、眠れなくて困ってる。」
「昼寝のしすぎとかないの?」
「昼寝はせいぜい15分ぐらいしかしないし、いろいろ悩み事があって考えると眠れなくなる。」
一人暮らしの方は大体最初不眠に悩まされます。
不眠が続くと抑うつを引き起こしやすいです。
だから、薬は今悪者にされがちですが、
こんな時は鬱の渦潮のなかに巻きこまれないように、
眠剤や安定剤で助けてもらいましょう。
実際私自身助けてもらいました。
不安になると身体をとにかく動かしていないといられなくなり、
朝早くから起きてきっちり家事をこなしがち。
そうこうするうちに、朝起きたときの回り風景が色合いを失ってきて、なんだか自分がロボットみたいに感じたりすることもありました。
少し怒りっぽくなりました。
とにかく心が穏やかでいられなかったのです。
外に出るなり、リフレッシュする時間をとるなりできればよかったのですが、子育て中ではあまり動けません。
かたくなに人に頼ることも避けていた自分もいけなかったです。
でもね、頼るとどんどん家の中にいてほしくない愛人もどきが入り込んでくるのです。だから頑なに頑張りました。
薬の使用は、
ずっと続ける必要はありません。
しっかり眠れる日が続いたら、内服を中止すればいいのです。
無理しないで頼りましょう。(薬にも人にも)
私の失敗談でした。
身体にやさしい民間療法もたくさんあります。
自分に少しやさしくしてあげることで気分よくなれます。
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