三世代同居でなくても、
両親や祖父母に子供さんを預かってもらう場合があります。
その時にできれば、事前に預ける予定の方に、
一週間分の栄養補助食品をプレゼントしてください。
なんで?と思われた方が多いと思います。
春休み、夏休み大事な孫たちを帰したあとに、
倒れこむようにして、
げっそりとした表情で見える両親、祖父母の存在を知ってください。
もちろん本人(子供、孫)たちの前では、
疲れているところなんか絶対に見せません。
むしろ、楽しい時間でもあります。
ただ、いつも二人暮らしであったり、
自由に暮らしている高齢者の方ほど、
幼い孫たちのあふれんばかりのエネルギーにやられてしまいます。
疲労度ピークに達します。
その上、前にお話ししたたんぱく質。
必要量を召し上がっている高齢者の方は、
三浦雄一郎さんぐらいの方だと思います。
とにかく食べてはいるのだけれど、
むかしより食事の量全体が減ってきており、
タンパク質の量は十分に取れていません。
(元気な方は体重一キログラム当たり一グラム、
腎臓に問題のある方は体重一キログラム当たり0.6グラム)
野菜炒めの時に入る豚肉の細切れ二つ三つ。
カレーやシチューのスープだけとか。
肉や魚に何か恨みがあるのかというくらい食べられていません。
春休みは冬から春に向けて身体を馴染ませようとする時期で、
自律神経が不安定です。
夏休みはもちろん暑さにやられます。
季節的にも身体がまいりやすい時期に重なります。
だから、お願いする前に、
栄養補給も一緒にお願いします。