お母さんやお父さんが糖尿病で治療している方は、
自身もやはり同じ病気になる可能性がある事を、
知っておくべきです。
こんなことがありました。
自営業の奥さん。
多忙で自分のことよりも、仕事のこと、
子供のことで精一杯でした。
ある日、頬が痛くどんどん盛り上がる感じがして、
みえました。
お話しを聞くと「だいぶ前から黄色の鼻汁は出ていたんですけれど。」と言われました。
副鼻腔炎による痛みと腫れですが、
あまりに急激な変化と痛み方のため、
安易に治療せずに一度専門で見てもらった方がよいと思い、
紹介しました。
すると、「これは、内科領域の問題です。」と言われてかえってきました。
病院で行った血液検査で血糖が異常値を示していたそうです。
家族にも糖尿病を治療している方がいらっしゃいます。
仕事のために、食事が不規則になり、
お腹がすきすぎて、ドカ食いになりやすかったそうです。
食後のデザートも欠かせません。
水替わりに飲んでいた炭酸ジュースをとりあえず、
ただの水に変えていくことから、
始めてみることにされたそうです。
こんな時、少し家からは遠く離れた専門の先生のところに、
通ってもらうと、
家に縛られがちなお母さんは堂々と、一人で外出することができます。気分転換にもなるし、体調管理にももちろんなります。
現在は血糖コントロールもよく、
お元気に過ごされています。
仕事、子育てによる睡眠不足、食事の不規則、過労状態からの
病気は、糖尿病になりやすい因子のある人は気を付けないといけません。
家族同志で一日一回、互いの体調を確認する習慣があると、
悪いところは早めに気付けて、治療にも時間がかかりません。
面倒くさがらずに朝いちばん鏡を見ることも、
体調管理する簡単な方法です。
やってみてください。