自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

コーヒーの効果?


 

 

 

 

 

水分をしっかり毎日摂ることをお話ししている立場からは少し躊躇する部分ありの内容です。(理由は最後に)

でもますますコーヒーを美味しく飲むことができる記事だと思います。

 

 

コーヒーを一日に4杯(一か月間)そのあとまた一日8杯(一か月間)を飲み続ける実験が行われました。

フィンランドの男女47人。実験前の一か月間はコーヒー断ちをしています。)

毎月血液検査をおこない約733種類の代謝物質の血中濃度を観察しました。

(上記コピーした方法のメタボロームプロファイリング。)

 

するとコーヒーを一日に4~8杯飲むことで115種類の代謝物質の血中濃度が変化することがわかりました。

ノースウェスタン大学ファインバーグ医学部予防医学助教授のMarilyn Cornelis氏らが行った実験結果では、

脳内マリファナに類似した物質として知られる内因性カンナビノイドシステムに関連する代謝産物の血中濃度を低下させることが分かりました。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%93%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%83%89

 

またコーヒーの摂取は性ホルモンなどのステロイドホルモンや脂肪酸代謝に関連する代謝産物の血中濃度にも変化をもたらしていました。

 

内因性カンナビノイドシステムは、

ヒトの食欲やエネルギーの産出と消費、血圧、睡眠などの基本的な身体機能のコントロールに重要な役割を担っています。

これまでの研究でコーヒーの摂取は体重管理に良い影響を及ぼすことが報告されていますが、

Cornelis氏は「コーヒーの摂取は内因性カンナビノイドシステムの活性を抑えるように働くため、いわゆる脳内マリファナによる食欲増進とは反対の働きを示しコーヒー摂取によって肥満予防に効果をもたらす役割が大きい可能性がある。」と指摘しています。

 

米国栄養士会(Academy of Nutrition and Dietetics)のAngela Lemond氏は、

この研究は小規模なものでコーヒーの摂取量もゼロから1日4杯、1日8杯と設定されていて、一般的なコーヒー摂取の習慣を必ずしも反映していない点を指摘。

また、米国では成人のカフェイン摂取量は、食事に関するガイドラインで1日400mgまでが安全域とされており、コーヒーを1日8杯も摂取するとカフェイン含有量が800mgと上限を超えてしまい、睡眠や精神面への悪影響が懸念されることも強調しています。

 

 

*期限を設けた実験内でのコーヒー摂取量なので確かに日々の生活で毎日摂取されている量とは限りません。

カフェインだけがこの実験結果に作用しているとも言えません。

カフェインを取りすぎないように注意して3杯位までは可といたしませんか?