自分への愛情のかけ方

生活の知恵的な体調管理

お肉で元気?

全国食肉事業協同組合連合会が発疹している小冊子を見つけました。

タンパク質の記事を書くネタ探しにいろいろ探して手に入れましたが、

資料が多すぎて迷子になっていたのを見つけました。

日本応用老年学会理事長の柴田博先生と女子栄養短期大学の豊満美峰子先生が執筆されたものでした。

 

かなり小冊子なのに詳しく説明されてありました。

 

お肉で得られる栄養素は?

身体の主成分・・・タンパク質。

体内では作ることのできない必須アミノ酸・・・アミノ酸由来のカルニチン(ダイエット効果)、ロイシン(基礎代謝をあげる)、トリプトファン(脳のセロトニン増加)。

脳と神経の必需品である脂質・・・アラキドン酸(認知症予防)

さまざまなトラブルを防ぐビタミンミネラル・・・ビタミンB1(疲労回復)

ヘム鉄(貧血予防)、ビタミンA(皮膚や粘膜を健康に保つ)

 

栄養素の説明の後には、

高齢者の栄養不足からのトラブルについての説明。

70歳以上の高齢者の15%以上、80歳以上の高齢者では30%以上が低栄養状態に陥っているという報告があります。

低栄養状態とは体重が減少するばかりでなく、免疫力が落ち感染症にかかりやすくなり、

筋肉量の減少により骨折や寝たきりになる危険性が高まります。

 

そこで50代を過ぎたら意識してお肉を食べましょうというお話しなのでした。

 

具体的には毎日お肉を80グラムを目安に意識してお肉を食べるよう勧められていました。

(80グラム二回に分けたら40グラムを二回、何とか食べられますね)

 

 

最後に低栄養状態に陥っていないかの質問コーナーがありました。

最初の7問がOKであるほど栄養状態がよく、8~14問がOKであるほど低栄養状態になりやすい傾向があります。

 

1.お肉を枚一食べている。

2.身長は20代のころとあまり変わらない。

3.青信号点灯中に横断歩道を渡り切れる。

4.階段を比較的らくに上がることができる。

5.肥満体型でも、やせすぎでもない。

6.思い立ったらすぐに立ち上がって動ける。

7.この一年間に風邪をひかなかった。

8.お肉を食べない日がある。

9.信用が20代のころより低くなった。

10.青信号点灯中に横断歩道を渡り切れない。

11.階段をの簿Rと途中で休まなくてはならない。

12.肥満体型、またはやせすぎだ。

13.座った体勢からすぐに立ち上がれない。

14.風邪をひきやすくなった。

 

上7つとした7つの問いではどちらに丸が多く付きましたか?

80代になってから健康維持しようと思っても難しいことが多いです。

中年以降のお年頃の方は少しだけ頭の隅に残しておいてください。